85歳の女性が法輪功に関する資料を配布したために懲役刑に直面
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 【明慧日本2022年8月8日】遼寧省瀋陽市在住の 法輪功学習者・梁淑智さん(85歳女性)が、法輪功迫害に関する情報を配布したとして、和平区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、遼中区検察庁と裁判所に起訴される。

 法輪功は法輪大法とも呼ばれ、高い心身の健康効果で世界の人々に親しまれる精神修養法である。1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 梁さんは、2021年6月8日に自宅で連行された。梁さんのパソコン、プリンター、法輪功の本が押収された。梁さんの家族からの強い要求により、梁さんはその日のうちに釈放された。

 警察は監視カメラに、2021年3月、 梁さんが和平派出所近くのバス停に法輪功の資料を置いたところが映っていたと主張した。梁さんの日常の活動を監視すると、他の法輪功学習者が梁さんの家で資料を印刷していることも発見した。彼らは、これは重大な犯罪であり、梁さんを刑務所に送るつもりであると主張した。

 和平区国保は、梁さんの事件を遼中区検察庁に提出した。2022年5月9日、警官が梁さんの家族に電話をかけ、梁さんがまもなく遼中区裁判所で審理を受けると脅迫した。

 梁さんの家族は後に、検察官が証拠不十分のため、2022年6月6 日、事件を警察に差し戻したことを知った。警察は6月17日に再び、梁さんの事件を提出した。今、遼中区裁判所による裁判にかけられている。 

 最近の連行よりも前の話です。梁さんは法輪功を学んでいることを理由に、2002年懲役3年の実刑を言い渡されたあと、遼寧省女子刑務所に拘禁された。梁さんは2012年2月10日に、法輪功に関する横断幕を掲げたとして再び連行され、同日釈放された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/24/446729.html)
 
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