殺生の教訓
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年8月8日】私は今年82歳で、農民の出身です。昔、家の環境が良くなかったこともあり、強情で闘争心が強い性格で、多くの病気を持っていました。1998年の春、私は法輪大法の修煉を始めました。その後病気が治り、とても健康になりました。私は家の前の荒れ地を切り開いて、野菜を育て始めました。畑の周りには木が多く、野菜にも悪影響を与えるので、木の根をすべて切りました。

 師父は、「木にも生命がある」[1]と説かれました。私はこの法を無視して、竹林を壊して、野菜の土に変えました。自分の利益のため、多くの生命を傷つけ、殺しました。私の家の前にはアオギリ木とモチノキがあり、私はこの二つの木をクスノキに替えたいと思っていました。同修である妹は、やめるように勧めました。私は口では同意しましたが、結局その二つの木を掘って、クスノキを植えました。

 自分の私欲を満足した後、いろいろ厄介なことがやって来ました。身体には多くの病気が現れてきました。結局私は病気で立っていられなくなり、学法煉功をしなくなり、正念も発することや、真相を伝えることもできず、常人と同じになっていました。

 家族は私の修煉を支持しており、また大法が素晴らしいということも知っているので、私を強制的に病院に連れていきませんでした。妹は私の見舞いに来て、「すべて虚像です。否定して、滅しましょう。師父と大法はあなたを救うことができます。今から学法と発正念を行いましょう」と言いました。

 妹の励ましによって、私は学法を始め、再び発正念をして、徐々に体が良くなっていきました。ある日、私が発正念していたところ、外から大きくて細い黒い男がやってきて、私のベッドの上に横たわり、その足を伸ばして本来の姿を現しました。この男は人でなく、私が掘り出したモチノキです。私はたいへんびっくりしました。妹は、「お姉ちゃん、彼に師父の善解の法を読んであげましょう」と言いました。

 私は、木の根を切った所、竹林の所、また木を掘り出した所で師父の前回の法を読みました。

 師父は、「宇宙で法が正される中で、私が法を正すことを妨害しないものに対して、適切な処置を取り、未来の生命になるようにします。善解されたければ、私から離れて、私の周辺で待ってください。もし本当に私から離れる力がなければ、私を妨害するための如何なる作用もしないでください。将来私が圓満成就することができれば、皆さんのことを善解します。それらの全く良くないもの、まだ私を妨害しているものは、基準に従い、残ることができなければ、根絶されるしかありません。私があなたを消滅しなくても、宇宙の法もあなたを残しません」[2]と説かれました。

 私はすぐ健康を取り戻し、再び三つのことを行うことができるようになりました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [2] 李洪志師父の著作:『二〇〇四年ニューヨーク国際法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/1/444428.html)
 
関連文章