転んだあと奮起する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年1月11日】私は1996年に法を得た後、すべての病気が消えただけでなく、家族全員を困らせていた短気な性格も直りました。義理の両親は「今度こそ老後に頼れる人がいる」と感心し、家族みんなは私が大法を修煉することを支持してくれました。

 私は、性格が豪快でさっぱりしていて、喜んで喜捨をしたりして、大胆に意見を述べて実行することができ、積極的に物事を成し遂げるタイプの人間で、知らず知らずのうちに、私は現地の協調人になりました。特に1999年の迫害の後は、全体的な向上や人を救うことにおいて先頭に立って、勢いよく盛んに行いました。次第に同修から刮目され、誰も私のことを指摘しなくなり、崇拝と依存心が高まりました。私はこの間違った状態に速やかに気づくどころか、傲慢さと他人を見下す心が気づかぬうちに膨らみ、2012年に私は連行されました。

 教訓

 2012年7月、地元の警官が窓から押し入り、私を連行しました。当時、私は勤務先の主力であったため、上司がコネを使って大金を払い私を「買収」しました。 長期にわたって法に則って修めていなかったので、上司がすでに大金を使ったと知りながら、早く家に帰りたい気持ちが強く、成り行きに従って自暴自棄になり、煉功しないと保証書を書きました。しかし、事はそう簡単には運ばず、私は再び警官に追われ、何度も連行されて放浪生活に陥り、最後に不当な実刑判決を宣告されました。

 私は2018年に刑務所を出て家に戻ったとき、とても苦しく、恥ずかしく感じ、自分を責め、情けなく思っていました。これらのことを経験し、家族は大きく変わりました。昔、子ども弟子だった息子がタバコを吸い、文句ばかり言うようになり、夫も私を厳しく監視し、同修を家に入れないようにしました。しかし、大法がすでに私の心に根付いており、私は大法の中で自分を修正したいという気持ちが強く、当時の自分はまるで気が狂ったような状態でした。久々に師父の説法を読んだ時、特別に親しく感じ、また修煉したいと思いました。

 その後、同修がいろんな困難を克服して家に来てくれ、積極的に家族とコミュニケーションをとったので、家族も私の修煉に反対しなくなりました。それ以来、私の家庭環境は徐々に改善しました。人を救うのに忙しい状況下で、同修は毎日夜に来て、一緒に学法、煉功、発正念を続けていました。私は同修の行動に感動し、悲観的なマイナス感情から徐々に抜け出し、正念が出てきました。

 奮起する

 自分が転んだことを教訓に「心の中に法がなく、ただ仕事、仕事ばかりやっていた」と分かり、法を多く勉強しなければならないと決意しました。師父は「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」[1]と説かれています。昼間は家で一人で、心を落ち着かせて法を学び、夜は同修と法を学んだ後、自分に「割り増し」してさらに学法し、睡眠時間を削りました。ある夜、居眠りしているとき、私は心の中で「よくできていない部分はすべて無効であり、大法の中で修煉しなければならない」という強大な声を感じました。すると、「カチッ」と雷のような音がして、何かが砕けました。目が覚めて、時計を見ると朝の3、4時頃でした。当時、頭がスッキリして、新たなスタート地点に立ったと感じました。

 このように学法して1カ月近く経った頃、同修に連れられて迫害の実態を伝えるために出かけましたが、当時はまだ恐れる心が強く、恐怖心を克服しながら同修と一緒に出かけただけで、真相を伝えることが得意だった自分はすでに苦手になり、伝える勇気もなく、人を救うことは正しいことだと思っただけでしたが、毎日外出しているうちに恐怖心が弱まり、次第に受け身から能動的になっていきました。自分は「殻を破る」ような感覚があり、師父がたくさんの悪い物質を取り除いて下さったのだと分かりました。

 私は少しずつ法を正す進展に追いつきました。

 救援する

 数カ月後、よく知っている同修が連行されました。救援に関わった同修が極めて少ないため、情報も少なく、救出活動はほぼストップ状態でした。 責任感から、同修の家に行って状況を聞いてみようと思いました。しかし、自分は迫害を受けたことがあるため、こういうことに出会うと思わず恐怖心が生じました。私はしっかりと法を学びながら、長時間発正念を続けました。それ以来、私の状態は大きく変化し、発正念の大切さを実感しました。

 学法を通して、掌を立てて外に向けて発正念を重視すると同時に、結印して自分自身の空間場をきれいにすることにも重視すべきだと気づきました。そこで、自分の内に向けて、外に向けて別々に発正念をし、自分の空間場がきれいになるのを実感しました。また、自分の学法や、煉功、発正念に対して厳しく要求し、姿勢を正しく保ち、体を動かさないように心がけていました。機制が形成された後、自分の全身がエネルギーに包まれたように感じました。こうして、私は迫害されている同修の家に行けるようになりました。(当時、同修の家の周りには待ち伏せ警官がいるという噂があった)

 その後、迫害された同修の家族と積極的にコミュニケーションをとり、家族のネガティブな考えを払拭したり、他の同修と協力して家族と一緒に関連部門に資料を届けたりしました。結局、同修は刑務所に送られましたが、自分のできる限りことを行いましたので、悔いはないと思いました。

 切り開く

 私が迫害を受けた後、家族はずっとプレッシャーを感じています。今回、夫から今住んでいるところから離れて別に場所に家を買おうという考えがありましたが、私はこの世界に来ている目的を知っており、ここには救いたい衆生がいるし、また全体の環境から恩恵を受けていたので、夫の意見に賛成しませんでした。 結局、家族は諦めました。しかし、家庭の事情で、私はお金を稼ぐために外に出て働かなければなりませんでした。

 全体の環境から恩恵を受けていたので、心の底から全体の環境が気になって責任を感じていました。仕事を探す時に、「この全体の修煉環境を失ってはいけない、師父のご加持をお願いします」とお願いしました。奇跡的に、その日ハローワークに行った時、ちょうどそこに到着したばかりの社長に採用され、以来、私は新しい環境に入りました。

 新しい会社では、私は常に大法弟子であることを忘れずに、会社を自分の家のように尽力し、他の社員と仲良くし、あらゆる面で大法弟子の風格を現し、真面目に働きました。しばらくして、社長が感慨深く「私は、長年各地を遍歴したが、君のような素晴らしい人を見たことがない」と言いました。社長は別の都市で事業を展開することになり、信頼できるのは私しかいないので、会社の経営を任されたのです。

 その後、社長は私の能力を高く評価し、別の都市で待遇が良いチェーン店を開こうと相談しましたが、私は婉曲に断りました。私は自宅に近い場所を選んで出店し、独立して運営することで、人を救うための新しい環境を切り開きました。そこにいる同修たちといつでも協力することができ、私はとても満足しています。それが人生の目的です!

 協力する

 私が刑務所から戻ってきた時、それまでの環境はすでにばらばらになり、一部の同修は別の場所に引っ越し、残っている同修は精進していない状態で、常人のようになってしまい、周辺では真相の資料をほとんど見かけなくなりました。自分の修煉ができていないため、同修に依頼心を生じさせ、自分が連行されたことで同修に大きな困惑と混乱をもたらし、後ろめたさを感じました。

 自分の修煉状態を徐々に整えた後、私は率先して一人一人の同修を訪ね、心を開いて率直に交流し、一緒に精進していきたいと話しました。同修たちは私の過ちを許し、「しっかり修煉して下さい」と言ってくれました。私はとても感動し、精進する力になりました。

 だんだんと同修が動き始め、学法や煉功、発正念を強めました。徐々に真相の資料が現れ、徐々に各家庭が大法の資料を受け取りました。

 しかし、今回は自分を低い位置に置き、協調人の立場にはならず、他の同修に協調人を担当してもらいました。その代わり、師父から要求された三つのことをより良く行うように、積極的に協力することを選びました。全体的な環境はますます良くなっていき、同修たちは精進したいという気持ちが強くなっています。

 武漢肺炎が発生した後、皆は協力して周辺の数十の村に二度にわたって真相の資料を広めました。 毎回、2カ月以上かかりました。この過程の中で妨害があり、心性の試練がありましたが、同修たちは速やかに内に向けて修め圓容することができました。特に、真相が分からない人が私たちを陥れようとする時、同修たちの落ち着いた、知恵のある、周りに左右されない心境に感心させられました。同修たちは本当に成熟しました。

 幸福

 改めて修煉した後、私は内に向けて探すことや、法に則って法を認識することを非常に重視しています。法を得て昇華した後の自分は非常に幸せを感じ、訳もなく涙を流したこともあります。私はよく「こんなに偉大な師父がおられ、こんなに偉大な大法があって、周りにこんな素晴らしい同修がいて、幸せに決まっている!」と思うのです。

 私を知っている同修はいつも、「どうしてあなたはそんなに前向きに、楽観的で、活気に満ちているのですか?」と尋ねます。そうですね、私の生命の深いところが師父の導かれた方向へ修煉を実践しており、師父の慈悲と大法の強大な威力を感じました。私の生命のすべてを大法と同化させたいのです。私はこの幸せをより多くの人々、特に私と同じ境遇にある同修に伝えたいと思っています。特に、この法が正される瞬時に過ぎ去る最後の時期に、なおさらです。

 同修たちよ、落ち込まないで下さい。師父は私達を待っておられます。衆生は私達に期待しています。偉大なる法輪大法はあらゆる汚れを一掃し、本性に戻らせ、覚者の未来を切り開くのです。

 跪いて師父に拝礼します!

 同修の皆さんに感謝します!

 以上は個人的な体験です。不適切な点があれば、同修の指摘をお願いします。合掌

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「妨害を排除せよ」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/27/435381.html)
 
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