広州市の方偉雄さんと翁慶忠さんの連行・裁判・解放状況
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 【明慧日本2022年8月10日】広州市天河区の法輪功学習者・方偉雄さんと翁慶忠さんは2019年9月12日に天河区国保及び猟徳派出所の警官らに連行され、留置場に拘禁された。2022年7月10日、海珠区裁判所は方さんに懲役2年10カ月の実刑判決を下した。翁さんに対して、2022年1月中旬、すでに訴訟を取り下げた。現在、2人とも帰宅した。

'翁庆忠'

翁慶忠さん

 方偉雄さん、57歳男性。広東省恵来県出身、広州市に勤務。

 翁慶忠さん、59歳男性。広東省汕頭市出身、広州市に勤務。

 広州市天河区国保大隊と猟徳派出所の警官らは、方さんが法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布した疑いで、2019年9月12日、方さんの住むアパートに押しかけ、大家さんに「方さんにドアを開けさせるように」と指示した。方さんは拒否したため、警官らは待ち伏せることにした。

 もう1人の学習者・翁さんは、警官らがアパートの周辺で待ち伏せていることを方さんに携帯電話でメッセージを送信した。その後、警官らはドアを壊して方さんを連行した。翌日午後、警官らはまた翁さんの勤務先に駆けつけて翁さんを連行し、家宅捜索をした。理由は警官が待ち伏せた情報を方さんにメッセージを送信したからだという。

 同年10月17日、方さん、翁さんは逮捕状が発布された。2020年1月、2人の書類は裁判所に回された。

 2020年10月29日午前、海珠区裁判所は方さんと翁さんに対して不当な法廷審理を行った。方さんは当局が指定した弁護士を拒否し、翁さんも弁護士を雇わず、2人の学習者は自らで無罪を弁護した。法廷審理はその日の正午に終了した。

 2022年1月12日、翁さんは2年4カ月にわたって拘禁された後、裁判待ちという形で一時解放された。翁さんの家族は裁判所に呼ばれて、サインを強要された。もうすぐお正月なので、家族はやむを得ずサインした。その後、裁判所は訴訟を取り下げた。

 2022年7月10日、裁判所は方さんに実刑判決2年10カ月を宣告した。拘禁はすでに期限満了したため、2日後、解放された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/2/447128.html)
 
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