黒龍江省肇東市610弁公室の警官に電話殺到 蘇広明さん解放される
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 【明慧日本2022年8月10日】黒竜江省肇東市の法輪功学習者・蘇広明さんは2022年7月28日、留置場から釈放され帰宅した。蘇さんを連行した610弁公室の警官・王立軍は、その少し前に「最近私の電話が、鳴りっぱなしだ」と叫んでいる。

 蘇さんの実家は肇東市昌五鎮だが、迫害を受けたため、外地で20年にわたって放浪していた。しかし2022年6月27日夜、蘇さんは賃貸アパートに突然押し入ってきた警官らに連行された。それは、肇東市610弁公室の責任者・王立軍が、2022年6月のPCR検査データーから蘇さんの情報を得たのがきっかけとなった。王立軍は6月27日昼、防疫スタッフを装って蘇さんに電話して住所を入手、警官らを率いて蘇さん宅に駆けつけ、蘇さんを留置場に連行したのだ。

 7月上旬、警官王力軍が何度も蘇さんの家に行き、蘇さんの家の建物は誰の名前で登録したものかと尋ねたが、蘇さんの妻は「自分の名前です」と答えた。王立軍は当時、「もし余計なことが起きなければ、半月後には解放される 」と言っていた。7月10日、王立軍は再び蘇さんの妻を公安局へ来させ、「法輪功学習者たちは皆良い人だ」と偽善的に発言をしたが、蘇さんの妻は「では、なぜ善良な人を連行したのですか。半月後には解放すると言ったのではないですか」と聞き返した。この時、王力軍は「蘇広明は指名手配されている逃亡者だ。ここ数日、私の電話は鳴りっぱなしだ」と大声で叫んだ。

 もう一人の警察官・王国傑も隣で机を叩いて罵声を浴びせていた。蘇さんの妻は彼らを恐れず、「善悪には報いがある。法輪功学習者を迫害する者は必ず報復を受け、その子や孫にまで塁を及ぼす」と言った。すると、王力軍は陰険に「なんで全部知っているのか?」と質問した。蘇氏の妻は「今、誰の家に法輪功の真実を伝える資料がないというのでしょうか。あなたの家にはないのですか」と答えた。

 その後、蘇さんの家族が人権弁護士を雇った。弁護士は留置場へ蘇さんに面会に行った。そして7月28日、蘇さんが無罪で釈放されたことがわかった。

 王力軍警官は弁護士に会う勇気がなく、弁護士が来るたびに王警官は常に逃げていたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/4/447229.html)
 
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