黒竜江省の楚占華さん、信念を理由に密かに拘禁される
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 【明慧日本2022年8月13日】黒竜江省木蘭県の法輪功学習者・楚占華さん(60歳女性)は、法輪功を実践したとして、当局の裁判所に密かに懲役1年6カ月の刑を言い渡された。法輪功は法輪大法とも呼ばれ、高い心身の健康効果をもたらすと共に世界の人々に親しまれている精神修養法である。1999年以来、中国共産党(以下、中共)によって不当に迫害されている。

 楚さんは、2021年5月に不当に連行された後、ハルビン市の秘密の場所に拘禁された。その1年間の間、楚さんの家族は楚さんに関する情報を全く知らなかった。楚さんの息子は最近、裁判所のウェブサイトで楚さんの不当判決について知っていた。楚さんは2023年1月3日に釈放される予定である。

 面会を許可されない楚さんの家族は、楚さんが信念を守るために拘禁中に拷問を受けているのではないかと非常に心配している。

 楚さんは 1999年1月1日に法輪功を学び始めた。法輪功のおかげで頭痛、眼病、リウマチが治った。同年の7月に迫害が始まった後、楚さんは法輪功の無実を訴えるために3回北京に行き、拘禁され、1年4カ月間、労働収容所に入れられた。

 楚さんは 2000年2月10日に北京の国務院信訪弁(民衆の陳情を受付ける機関)から出て、木蘭県公安局の局長と課長に連行され、木蘭県に連れ戻された。楚さんは木蘭県第二拘置所に83日間拘禁され、虐待され、罵られたり、無給労働を強制された。

 楚さんは釈放された後も、嫌がらせや家宅捜索を絶え間なく受けていた。その後まもなく、楚さんは再び上訴するために北京に行き、天安門広場で連行された。楚さんが家に戻された後も、当局は楚さんに嫌がらせを続け、これにより楚さんは通常の生活を送ることができなくなったため、楚さんと学習者は3度も北京に行った。

 今回、楚さんたちは北京で法輪功の資料を配布したとして連行され、崇文区拘置所に43日間拘留された後、集中拘置施設に移送された。そこで受刑者は看守に指図され、楚さんや他の学習者を殴打したり、罵ったりした。また、学習者に無給で集中的労働を強制したり、学習者の髪を乱雑に切った。

 楚さんさんはその後、北京女子強制労働収容所に連れて行かれ、そこで1年4カ月間拘禁された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/19/446434.html)
 
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