安徽省の尹虹さん、法輪功を学んでいることを理由に洗脳班に8カ月間拘禁される
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 【明慧日本2022年8月13日】安徽省合肥市の法輪功学習者・尹虹さん(女性)が、法輪功を実践しているため洗脳班に8カ月間拘禁された後、最近釈放された。法輪功は法輪大法とも呼ばれ、高い心身の健康効果で世界の人々に親しまれる精神修養法である。1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 尹さんは連行される前、鹿陽区興林派出所と亳州市派出所から1年以上の嫌がらせと監視を受けていた。

 2020年9月7日午後7時30分頃杏林派出所の副所長・李松と2人の私服警官が尹さんの自宅に現れた。李は、自分が階下に住んでいて、尹さんの部屋から自分の部屋に水が漏れていると嘘を言って、尹さんをだましてドアを開けさせた。

 警官は尹さんの家に足を踏み入れるとすぐに写真を撮った。警官は尹さんに警察手帳をちらっと見せたが、逮捕令状と捜索令状は提示しなかった。尹さんが写真を撮るのを止めようとしたとき、1人の警官が尹さんを後ろ手にして手錠をかけ、家宅捜索を続けた。尹さんの法輪功の本、情報資料、プリンター、パソコン2台、携帯電話3 台、MP3プレーヤー 2台、ラジオ、ペーパー カッター、その他の印刷用品が押収された。押収品のリストは尹さんに渡していなかった。

 尹さんは警官らに迫害に加担しないよう求めたが、警官は耳を貸そうとしなかった。1時間後、杏林派出所の所長を含むさらに3人の警官がやってきた。

 尹さんは午後9時30分頃、杏林派出所に連行された。そしてそこで1晩拘束された。警官は翌朝、健康診断のために尹さんを病院に連れて行き、夜、取り調べのために尹さんを派出所に連れ戻した。尹さんはどんな質問にも答えるのを拒んだ。警官は数時間後に尹さんに公判中の保釈を1年間とすることを告げたが、何の書類も渡さなかった。尹さんが拘束されていた1日間、警官は尹さんに食事も水も与えなかった。

 保釈されてから1年間の間、警官らと居住委員会の職員は、尹さんに嫌がらせをし続けた。また、尹さんのアパートの廊下に監視カメラを設置し、尹さんが外出する際には警官が尹さんを追跡するように手配した。

 2021年11月6日、610弁公室と亳州路派出所、コミュニティらの7人の警官が尹さんの家を訪れ、法輪功を放棄する声明に署名するように尹さんに命じた。尹さんは拒否したため、彼らは11月11日に再び尹さんの家にやって来たが、それでも尹さんは屈服しなかった。

 610弁公室の10人以上の警官らは午後8時に、尹さんの家に現れた。尹さんの家のドアをこじ開け、尹さんを地元の洗脳班に連れて行き、そこで尹さんはその後8カ月間拘禁された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/26/446800.html)
 
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