広東省連州市の複数の学習者 不当に重刑を科される
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 【明慧日本2022年8月16日】広東省連州市の法輪功学習者・成梅花さん(73歳女性)は2021年4月11日夜、現地公安局の警官により連行され、同年10月25日、成さんは英徳市裁判所により懲役5年の実刑判決を下され、罰金3万元(約60万円)を科された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 1998年に法輪功を学び始めた成さんは、法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして何度も迫害を受けた。2000年7月23日、成さんは清遠市公安局により3年の労働教養を強いられた。2004年2月23日、連州公安局に15日間拘束された。

 2021年4月11日夜、成さんは家に押し入ってきた警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。法輪功の関連書籍や資料をすべて押収された。

 当日夜、連州市の警官らが全員出動し、法輪功学習者(以下、学習者)に対して大規模な連行を行い、計11人の学習者を連行した。

 連行された11人の学習者はそれぞれの部屋に入れられ、まず、身体検査を強要された。次に全員が半ページの文字を読み上げるよう強要され、録音された。また、何か書かれた厚い一重ねの紙にサインを求められた。学習者がサインを拒否した場合、警官は「サイン拒否」を記した。最後に、学習者たちは前と後ろと左右の各方面から写真を撮られ、身長を測られた。

 4月12日、4人の学習者は解放され帰宅した。3人は連州拘置所に拘留され、2人は陽山県留置場に拘留された。

 5月18日、成梅花さんは連州検察庁から逮捕状が発布され、10月25日、懲役5年の実刑判決、罰金3万元を科されたという判決状が届いた。

 現在の情報では、同時に連行されたショウ艶芳さんは2021年10月28日に英徳市裁判所に懲役5年の実刑判決、罰金3万元(約60万円)を科された。頼成妹さんは懲役2年6カ月の実刑判決、罰金1万元(約20万円)を科された。ほかの学習者の情報はいま調査待ちである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/7/447350.html)
 
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