遼寧省新賓県の学習者・張国友さん 迫害され死亡
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年8月17日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省撫順市新賓県の法輪功学習者(以下、学習者)・張国友さんは、法輪功迫害の元凶である江沢民を告訴したとして、2015年6月に吉林省通化県の警官に連行された。その後、通化県裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡され、吉林省公主嶺刑務所に拘禁された。2019年に解放された時の張さんは、全身のむくみ、呼吸困難、心不全の状態に陥り、今年8月5日に亡くなった。享年76歳。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 張さんと妻の李月清さんは、1997年に相次いで法輪功を学び始め、真・善・忍の基準に従って心を修め善へ向かい、夫婦とも生まれ変わったように病気が治り、軽やかな身になった。

 1999年7月、中国共産党の江沢民を始めとする集団が法輪功への迫害を開始した後、張さんは何度も不当な判決を下されて、労働教養、拘禁、金銭の強要、嫌がらせなどの迫害を受けた。

 2000年9月14日の夜9時頃、新賓鎮派出所の警官らは張さんの家に行き、「まだ法輪功を煉っているのか?」と聞いた。張さんが「法輪功のお陰で元気になったので、やめるわけにはいきません」と答えると直ちに連行され、翌日に留置場に送られた。留置場の副所長は、張さんを留置場の資金稼ぎのために照陽村に派遣し、7日間、稲刈りをさせた。

 留置場に半月間拘束され張さんは、罰金、食費、保証金を強要された。妻の李月清さんが自宅の牛を売り、保証金1500元、罰金500元、食費150元を支払ったので、張さんはようやく釈放された。

 2002年の正月7日午前10時頃、新賓鎮派出所の警官らは張さん夫婦を連行し、300元をゆすり取った後、張さん夫婦を解放した。

 2002年5月21日の早朝4時、新賓鎮派出所の警官らは張さん夫婦、および学習者の隋麗英さん、徐宝玉さん、徐風清さんを派出所まで連行した。張さんは派出所で殴られ、鼻から血が流れ出た。留置場に送られた後、張さんは留置場の規則を暗唱することを拒否したとして、股関節を蹴られて1カ月以上びっこをひいていた。

 留置場で1カ月あまり拘禁された後、張さんは3年間の労働教養を強いられ、五家堡子労働教養所に移送された。期間中、張さんは拷問を受け、あらゆる苦しみを嘗め尽くした。

 2015年6月26日午前10時、張さんが他の学習者と一緒に江沢民を告訴する訴状を郵送した際、三棵楡樹鎮郵便局に駆けつけた警官らにより連行された。

 2016年3月28日、通化県裁判所は、張さんを含めて3人の学習者に懲役3年の実刑判決を宣告し、学習者の張富春さんに懲役3年6カ月を宣告した。その後、張さんは吉林省公主嶺刑務所に拘禁された。

 2019年に解放された時の張さんは、全身のむくみ、呼吸困難、心不全の状態に陥り、今年8月5日に死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/15/447684.html)
 
関連文章