江蘇省の女医・閆琳さんに再び懲役3年の不当判決
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 【明慧日本2022年8月19日】法輪功学習者・閆琳さん(55歳前後の女性)は3月7日、江蘇省塩城市公安局塩都区支局の政保支隊の警官に身柄を拘束された。7月下旬、大豊区裁判所に懲役3年の不当な判決を宣告され、現在大豊区留置場に拘禁されている。

 閆さんは退役軍人、塩城市塩都区皮膚病予防治療所の元医者である。法輪功を学んでから「真・善・忍」の教えに従い、心身ともに健康になった。閆さんは職場でも高く評価され、何度も先進工作者(中国の各分野で先進的な業績が認められた労働者に授与する栄誉な称号のこと)を獲得した。しかし、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害において、閆さんは地下室、留置場、洗脳班に拘禁され、2回不当な判決を宣告されたことがある。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中共によって迫害されている。

 2022年2月25日、倪祥珍さん(女性)は疫病から逃れる方法を伝えたとして、塩城市公安局塩都区支局の政保支隊に身柄を拘束された。3月7日、閆琳さんは塩都区支局に身柄を拘束され、その後一時出所した。

 同年6月、大豊区検察庁は閆琳さんを呼び出し、供述を取った。案件は大豊区裁判所に提出された。7月下旬、閆さんは大豊区裁判所に懲役3年の不当な判決を宣告され、大豊留置場に拘禁された。

 閆さんが中共による迫害を受けた事実は下記の通りである。

 1999年7.20、中共による法輪功への迫害が始まってから、閆さんは法輪功を学んでいるとして、職場の地下室に1カ月以上拘禁された。

 2007年秋、閆さんは市民に法輪功が素晴らしいということを伝えたとして、塩都610弁公室、市公安局塩都区支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に身柄を拘束された。閆さんは塩城留置場に1年間拘禁され、その後、塩都区裁判所に懲役3年、執行猶予4年の不当な判決を宣告された。閆さんは帰宅後も、よく警官に尾行され、嫌がらせを受けた。

 2011年7月初め、塩都区610弁公室は閆さんの職場を通して、談話という名目で閆さんを市万隆ホテルに呼び出し、10日間洗脳した。

 閆さんは仕事の待遇がなくなった。中共による法輪功への誹謗中傷及び閆さんなどの学習者が受けた迫害は、閆さんの夫に大きな恐怖とプレッシャーを感じさせた。夫は豹変して閆さんを2年間にわたり殴ったり、苦しめたりした。閆さんは夫を恨まず、義理の親の面倒をよく見ている。夫はやっと感化され、閆さんと仲直りをした。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/15/447679.html)
 
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