陝西省銅川市の牛学東さん 渭南刑務所で迫害され死亡
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 【明慧日本2022年8月19日】(陝西省=明慧記者)陝西省銅川市の法輪功学習者・牛学東さん(以下、学習者)は、渭南刑務所で激しい暴行を受けた後、精神障害を起こし、2022年2月26日に死亡した。

 渭南刑務所で、牛さんは自分の信念を貫き、いわゆる「転向」を拒否したとして、受刑者・王凱に外の雪の中に引きずられて、棍棒で100回以上激しく叩かれた。当時、薄着だった牛さんは暴力を振るわれたた後、記憶を失い、誰を見ても分からなくなり、大小便がズボンの中に漏れたことさえ分からなかった。監房のリーダーは牛さんに食事を提供せず、他の人が食べ物をあげることも許さなかった。

 長い間飢えていた牛さんは、2022年2月26日の昼食に温かい蒸しパン2個を与えられ、それを食べたあと、喉に詰まって呼吸ができなくなったため、間もなく死亡した。

 渭南刑務所は陝西省第二刑務所とも呼ばれ、陝西省の男性学習者を迫害する主要な場所である。中国の他の多くの刑務所と同じく、渭南刑務所も受刑者を利用して学習者を迫害している。受刑者は異なるグループに分けられ、各グループにはグループリーダーと各監房には監房のリーダーが配置されている。警官からの指令が伝達された後、具体的にグループリーダーと監房リーダーが実施する。鉄の椅子と吊り手錠は、渭南刑務所でよく使われる拷問である。鉄の椅子には4つの鉄の輪があり、それぞれ腕と足首を固定し、実施者が被害者を自由に殴ったり、輪をきつく締めたりすることができる。一部の学習者は、手足に深い血痕を残し、一部の学習者は殴られて顔が腫れ上がった。トイレに行くことも許されず、固定されたまま失禁した学習者もいた。

中共迫害法轮功学员的刑具:铁椅子

刑具:鉄の椅子

 宝鶏市鳳翔県陳村鎮の学習者・李周文さんは、不当な判決を2回言い渡され、合計11年間渭南刑務所で迫害され、2019年11月に死亡した。

 宝鶏市渭濱区の学習者・席栓省さんは、懲役8年の不当な判決を言い渡され、渭南刑務所に拘禁された。刑務所で拷問を受けた席さんは、両足が腫れ上がり、2016年に解放されたが、2019年1月14日に再び連行され、渭濱留置場に拘禁された。同年10月30日、48歳の席さんは迫害により死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/16/447731.html)
 
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