迫害で精神崩壊した山東省の薛玉春さん 60代で再び不当判決
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 【明慧日本2022年8月22日】山東省青島市の法輪功学習者・薛玉春さん(62歳女性)は、法輪功を学んでいることを理由に、秘密裏に懲役3年の刑を言い渡された。20年前に強制労働収容所で非人道的な拷問を受けて精神崩壊に陥った薛さんは、昨年8月頃、再び連行された。

 薛さんは、昨年8月8日に卸売市場で法輪功迫害の実態について人々に話していたところを連行された。薛さんの家族は、薛さんの状況について1年以上にわたって何も知らされなかった。薛さんが黄島区裁判所から懲役3年の刑を言い渡されたことを彼らが確認したのはごく最近のことである。

 薛さんは、衣料品工場で品質検査官として働いていた。体調不良のため、薛さんは仕事を辞めて家にいなければならなかった。1999年初めに法輪功を始めた直後、薛さんは健康を回復し、仕事に戻った。

 薛さんは法輪功を放棄することを拒否したため、1999年迫害開始以来の過去23年間で少なくとも10回連行され、無数の嫌がらせを受けた。

酷刑演示:码坐

拷問のイメージ図:小椅子に座らされる

 2002年2月7日、薛さんは懲役2年の刑で王村労働教養所に入れられた。 薛さんは法輪功を放棄するために必要な声明を書かなかったため、真っ暗な部屋の独房に監禁された。刑務官と受刑者は薛さんを脅し、口頭で虐待した。彼らは薛さんを長時間立つか小さな椅子に座って動かないように強制した。薛さんのでん部が化膿した後でさえ、彼らは薛さんに座り続けることを強要した.

 時々、薛さんは何日も睡眠を奪われ、トイレや洗面所を使うことを許されなかった。受刑者たちは薛さんの顔と食器に唾を吐いた。

 薛さんは苦しみ精神崩壊した。薛さんが2003年5月に仮釈放されたとき、薛さんの髪はすべて白髪になっていた。薛さんは当時、40代前半だった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/3/447182.html)
 
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