成都市の学習者6人に不当裁判
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 【明慧日本2022年8月24日】成都市新都区の法輪功学習者・黎雲さん、劉国華さん、謝世英さん、周玉秀さん、張訓菊さんと黄懐洲さん夫婦の6人が連行され、すでに1年3カ月拘禁されている。2022年6月28日、成都市新都区裁判所は張さんに懲役10年、黎さんに懲役7年、劉さんに懲役5年、黄さんに懲役3年の判決を下した。謝さんと周さんに対する判決は不明である。

 2021年4月25日、新都区に在住の黎さんは同区の公安局、州の治安当局の警官らは電話を盗聴し、尾行した。その日の夕方、仕事が終わって帰宅した黎さんは、借家の付近で桂湖派出所の警官6、7人に連行されて、家宅捜索をされた。

 同年5月12日朝6時、桂湖派出所、新都派出所、桂林派出所、斑竹園派出所、新都区国内安全保衛部門(法輪功迫害実行機関)の警官らは同時にパトカーに乗って出動し、学習者たちの家の鍵やドアを破壊して、劉さん、謝さん、張さん、黄さん、蘇青華さんと弟(法輪功を学んでいない)、周さん、劉森蓉さん、林小泉さんの9人を連行し家宅捜索した。

 劉さんを連行したとき、警官は家族に「24万元を支払えば、釈放する」と言った。当時、警官は劉さんの家から壊れていたパソコン1台だけを押収した。

 2022年6月28日午前、成都市新都区裁判所は黎さん、劉さん、謝さん、周さん、張さんと黄さん夫婦の6人に対して不当な審判を行った。その日に、学習者たちの家族に裁判のことを通知した。家族はすぐに裁判所に駆け付けたが、PCR検査を要求された。検査を終えたときには、裁判所はすでに学習者たちに判決を宣告していた。

 ◎張さん(61歳)と夫・黄さん(63歳)は今回、それぞれ懲役10年、3年の判決を受けた。張さんは1999年旧正月から法輪功を学び始めた。以前、患っていた咽頭炎、胃病、婦人病が完治し、気性が荒い性格だったが改善した。一家は睦まじく暮らせるようになった。

 しかし、1999年7.20、中国共産党の江沢民グループは法輪功への弾圧を発動した。その後、龍虎鎮政府の職員や派出所の警官らは、張さんの家に絶えず行き、嫌がらせをしたりして張さんに心理的なダメージを与えた。2000年、鎮政府の職員と警官は、張さんを自宅から派出所に連行し、張さんが所持していた現金25元を押収し、法輪功を放棄するように誓約書を書かせた。2001年冬のある日、法輪功の資料を配った張さんは通報され、警官に入室されて暴力を振るわれ、連行された。拘留所で行政拘留1カ月を科された後、また洗脳班に移送され、さらに1カ月拘禁された。

 ◎謝さん(70歳)は1997年3月25日、法輪功を学び始めた。それから、謝さんは法輪功の教えの「真・善・忍」に従って、他人のことを優先するようになり、寛容な心になった。知らないうちに40代から患っていた不眠症、便秘、眩暈、鼻詰まり、乾き目など、健康を取り戻し、道徳も向上できた。

 法輪功の恩恵を受けた謝さんは、自分と同じように心身ともに健康になるようにと願い人々に法輪功迫害の実態を伝えた。しかし、当局による酷い拷問を受けた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/14/447633.html)
 
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