公主嶺刑務所で于春波さんが拷問される
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 【明慧日本2022年8月24日】吉林省長春市の法輪功学習者・于春波さんは2020年11月、警官に自宅から連行され、家宅捜索を受けた。2021年12月、朝陽区裁判所に懲役3年6カ月の判決を宣告された于さんは、公主嶺刑務所に送られ拘禁された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 情報筋によると、于さんは「真・善・忍」への信仰を放棄する「三書」にサインをしなかったため、刑務所で連日拷問された。

  2022年2月24日、刑務所で警官2人と殺人犯2人が于さんに90回平手打ちをし、スタンガンで肛門に電気ショックを加え、ステンレスの定規で足、背中、臀部を殴打し負傷させたが、傷口に塩を塗り込み、2時間以上繰り返し于さんを苦しめた。

中共酷刑示意图:毒打

拷問のイメージ図:殴打

 その翌日、警官らはまた、于さんをオフィスに連れ込み、于さんの傷口のかさぶたを取り、塩を塗り込み、さらに、2時間以上スタンガンで電気ショックを与えた。

 翌々日も、警官は前日と同じような拷問を于さんに繰り返し与えた。

酷刑演示:

拷問の再現:スタンガンで電気ショックを加える

 5日目も拷問を受けた于さんは、スタンガンの電気ショックで心臓病の症状が現れた。そして、警官らは準備して置いた「救心丸」という薬を于さんの口に入れた。

 それから、于さんは毎日、15~16時間立たされ、食事も少ししか与えられず、栄養失調になってしまった。その後、胃穿孔(い-せんこう:胃壁にあながあくこと)になった于さんは病院に搬送され、27日間入院して良くなった。

 于さんは現在、刑務所の第二区隊に拘禁されていて、毎日洗脳迫害を受けているという。

 于さんの弟・于春海さんも、心身ともに健康になる「法輪功」を学んでいたが、中共当局に残酷な迫害を加えられ、2007年に無念な思いを晴らせないまま、32歳の若さで死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/16/447736.html)
 
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