鄭州市の70歳の聶俊花さん 刑務所に不当拘禁
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 【明慧日本2022年9月2日】河南省鄭州市の法輪功学習者・聶俊花さん(70歳女性)は、鄭州市第三留置場で迫害を受けた末、さまざまな重い病状が現れた。それにもかかわらず、懲役5年の実刑判決を宣告され、2022年6月、聶さんは河南省新郷女子刑務所に送り込まれた。

 聶さんは鄭州市所属のケイ陽市橋楼鎮政府の元職員。1999年2月、心身ともに健康になる気功「法輪功」を学び始めた聶さんは、法輪功の教えの「真・善・忍」に従って自分を律し、いつも他人のことを優先させるようになり、健康になった。聶さんは真面目に仕事をやり遂げ、仕事場では優秀公務員で、家庭では良い妻、良い母親でもある。橋楼鎮で聶さんのことを知っている人たちは、聶さんのことを話すと、「有能でしっかりした女性だ」と評価した。

 法輪功を学んでいる聶さんは法輪功の素晴らしさをよくわかっている。2021年6月26日、聶さんは法輪功の良さを人に伝えたが、ケイ陽市国内安全保衛部門の警官とケイ陽市京城派出所の警官に尾行された。

 そして、その翌日の午後4時、聶さんは外出し、家に誰もいなかったが、警官らは勝手に聶さんの家に進入して家宅捜索し、家にあるパソコン、プリンターなどの私財を押収した。聶さんはその当日、京城派出所に連行された。

 2日後、聶さんは鄭州市第三留置場に送られた。

 聶さんは法輪功を学ぶことが違法ではないと考え、「転向」を拒否した。それを理由にして、留置場側は、家族が聶さんに送った生活費などを受理しなかった。

 聶さんは留置場の迫害で体が非常に弱くなった。2021年9月26日、聶さんは留置場で倒れてしまった。その2日後、留置場側が家族に「聶俊花は高血圧症、糖尿病、脳梗塞、子宮筋腫などの病気を診断された」と伝えた。

 面会したとき、とても痩せている聶さんを見て、家族は驚いた。連行される前の聶さんは顔色がよく、風を切って歩き、健康で軽作業も力仕事もこなし、まるで50代のようだった。しかし、留置場でたった数カ月拘禁されている間に、多種の重病を患ってしまった。

 2021年12月、鄭州市中原裁判所は家族に知らせず、聶さんに対して、秘密裏に不正裁判を行い、懲役5年と罰金2万元の判決を下した。

 2022年1月、迫害で聶さんは身の回りのことさえできなくなったが、留置場側は2022年2月14日になって、やっと家族に聶さんとの面会を許可した。

 聶さんは鄭州市第二人民病院で手術を受けた。家族は病院に駆け付け、非常に痩せて、危篤状態の聶さんの姿を見た。

 聶さんは手術台でも手錠と足枷をつけられたままだった。

 2022年6月、聶さんは河南省新郷女子刑務所に収容された。すでに2カ月あまり経ったが、家族は聶さんに会えず、聶さんのことをとても心配しているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/23/447993.html)
 
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