遼寧女子刑務所で迫害された張玉霞さんは失明し、心臓にも異常
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 【明慧日本2022年9月3日】遼寧省営口市鲅魚圈の法輪功学習者・張玉霞さん(以下、学習者)は2018年1月13日、他の学習者たちと共に瓦房店李官鎮で、人々に法輪功を修煉すれば心身共に健康になり幸せになる事を伝えていた路上で、警官らに即座に連行され留置場に送られた。張さんは、体に不都合が起きたため、裁判待ちという手続きで一時解放された。それ以降、張さんはよく現地の派出所の警官に嫌がらせを受けた。2021年9月、オンラインビデオで裁判が開廷され、懲役2年の実刑判決を言い渡され、大連市留置場に収容された。

 6月20日、張さんは遼寧女子刑務所に移送された。8月19日、転向をむりやり強要され、身体に大きなダメージを受けた。片目はすでに失明し、もう片方の目も見えなくなりそうだという。心臓にも異常が生じ、病院に搬送され、急性心筋梗塞と診断された。刑務官は張さんの姉に連絡し、病院での救急手当費用を請求した。

 張さんの姉は「出所させ診療すれば、すべての費用を負担する」と警官に返答した。しかし、刑務官は「解放の条件が不足している」という理由で診療のための出所を拒否した。また刑務官は、張さんの息子にも請求した。息子は「母は良い人で無実なのに、なぜ連行されたのでしょうか? 本当の犯罪者が社会にはたくさんいるのに、なぜ無視しているのでしょうか? 私にはお金がありません」と拒否した。

 2018年1月13日、営口市の学習者6人は車で瓦房店李官士城に行って真相を伝えようとした。彼らの車が李官鎮の街で走っていた際、突然前方の路上で1台のパトカーが横向きに止まっていた。警官は「車の中に逃亡犯がいる、すぐに車を止めろ!」と叫んだ。車を止めた途端、6、7人の警官らがすぐさま取り囲んできた。警官らは車の中から『共産党についての九つの論評』という本を数十冊発見し、6人の学習者を連行した。

 当日、身体検査で張さんは身柄拘束に不適切のため、5千元(約10万円)の罰金を科された後帰宅できた。翌日、ほかの5人は大連留置場に収容された。2021年4月1日、張さんは再度不当に連行され、糖尿病と診断されたため、留置場に受け入れを拒否された。同年9月7日、張さんは再び連行され、1週間後、普蘭店裁判所でオンラインビデオで裁判が開廷され、懲役2年の実刑判決を言い渡された。 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/31/448338.html)
 
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