祖母の不当連行後、9歳の少女も連行・尋問
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 【明慧日本2022年9月17日】黒竜江省ハルビン市の法輪功学習者・樊金清さん(70代女性)は7月26日午後4時、南岡区凱徳広場で人に法輪功迫害の事実を伝えた際、南岡区の清滨派出所の私服の警官に連行された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999以来、中国共産党によって迫害されている。

 樊さんが清浜派出所に連行された後、警官はシルバーカードから樊さんの住所を突き止めた。彼らは樊さんの鍵を奪い、家宅捜索に向かった。その日の午後9時に警官らが鍵でドアを開けたとき、樊さんの9歳の孫娘は1人で家に行った。孫娘の前で、彼らは樊さんの3台のスピーカー、メディア プレーヤー、法輪功に関するいくつかの情報資料、および樊さんのアドレス帳を押収した。

 警察は午後11時に戻ってきた。彼らは、寝ていた少女を起こして、祖母に会わせるために少女を派出所に連れて行ったと主張した。少女は警官らと一緒に行った。しかし、警察は樊さんに会うことを許可する代わりに、少女の写真を撮り、ビデオを録画した。彼らは樊さんの孫娘を尋問し、法輪功を修煉しているのかと尋ね、もし少女が法輪功学習者であるなら学校から追放すると脅した。警官は午前12時まで少女を尋問し、少女の姉に家に連れて帰るように言った。

 樊さんは7月28日午後8時まで派出所に拘留された。この2日間、警官は樊さんにごく少量の食料しか与えていなかった。彼らは樊さんを後ろ手で手錠をかけ、地元の拘置所に連れて行こうとした。しかし、パトカーが拘置所に向かう途中で何度も故障したため、彼らは仕方なく樊さんを保釈した。彼らは遠方で働いている樊さんの娘の番号を見つけ、2,000元の罰金を支払うよう樊さんの娘に命じた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/3/447181.html)
 
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