山東省の劉乃倫さん 済南刑務所に3年間不当拘禁
【明慧日本2022年9月18日】山東省蒙陰県に住む法輪功学習者・劉乃倫さん(50代男性)は、法輪功を実践していることを理由に2018年9月、蘭陵県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに不当に連行された。その後、蘭山区裁判所に懲役8年の不当判決を言い渡された。現在、済南刑務所に拘禁されてからもう3年が経った。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999以来、中国共産党によって迫害されている。
山東省の蒙陰県生産資材会社の元会計士である劉さんは、繰り返し連行・拘禁されてきた。劉さんが法輪功を学んでいることが理由で不当判決を受けたのはこれで3回目である。劉さんは以前、懲役3年間の労働教養と2回の不当判決を受けた。
劉さんは刑務所で服役中に殴打され、野蛮に灌食され、ベッドに鎖でつながれた。受刑者によって常に監視され、独房に監禁されている。劉さんは、刑務所での虐待によってかなり衰弱していると見られる。残酷な迫害により、劉さんの妻は劉さんと離婚し、劉さんの職場は当局からの圧力を受けて劉さんを解雇し、劉さんの両親も亡くなった。
拷問のイメージ図:無理やり灌食される |
2018年9月7日に連行された。後に法律関係者の助けを借りて、蘭陵県拘置所で劉さんを発見した。拘置所側は劉さんと面会することを許可せず、警官は家族に劉さんの生活費を支払うように命じただけだった。刑務所はパンデミックを理由に劉さんの家族による面会を拒否してきた。劉さんの兄は、ビデオ通話で劉さんと面会することが1回だけ許可されていた。
劉さんの家族は後に情報筋から、2019年9月頃に蘭山区裁判所から密かに懲役8年の判決を言い渡され、その後、済南刑務所に拘禁されたことを知った。