広東省の庄蝦昌さんに懲役5年6カ月の不当判決
【明慧日本2022年9月23日】広東省汕尾市の法輪功学習者・庄蝦昌さん(64歳男性)は昨年11月19日に、法輪功を修煉したとして懲役5年6カ月の刑を不当に言い渡された。判決を不服とした庄さんの上訴は今年2月21日に却下された。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以降、中国共産党によって迫害されている。
庄蝦昌さん |
2020年2月5日、庄さんは近隣で法輪功に関する情報資料を配布したとして、コミュニティの職員らに通報された。城区公安局は庄さんの案件に対して「重大訴訟案件」として扱うつもりだ。
同年4月9日の午後10時ごろ、城区公安局の国内安全保衛部門の警官らが張さんの家に押し入った。庄さんは他の4人の法輪功学習者・黄勝偉さん、陳顕鎮さん、呉義国さん、妻の曽少蘭さんと一緒に法輪功の教えを学んでいた。別の夫婦、梁聖強さんと余少梁さんもほぼ同時期に連行された。6月9日に8人目の学習者ある葉小潔さんが連行された。
城区検察庁は、同年5月31日に8人の学習者の逮捕を許可した。黃さん、陳さん、葉さんは後に起訴された。
黄勝偉さん |
陳顕鎮さん |
城区裁判所の裁判官は昨年11月19日、庄さんに懲役5年6カ月の判決と2万元の罰金を言い渡した。庄さんは汕尾市中級裁判所に上訴し、今年2月21日に原判決維持の判決が下された。庄さんは最新の判決に先立って、城区裁判所から広東省四会刑務所で懲役3年6カ月の刑を言い渡された。
黄さんも同じ裁判所から懲役5年6カ月の判決と2万元の罰金を言い渡された。 陳さんと葉さんも有罪判決を受けているが、判決の詳細は明らかではない。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)