【明慧日本2022年9月27日】河北省張家口市の法輪功学習者・張霞さん(女性)は今年5月6日、法輪功を実践したとして、張北県裁判所に懲役5年の判決と3万元の罰金と言い渡された。その後、張さんの弁護士の粘り強い努力により、懲役5年の判決を不服とする弁護士の申し立てを、張北県裁判所は最終的に受け入れた。
2020年9月22日、張さんは、他の2人の法輪功学習者・張秀玲さん(女性)と刑果花さん(75歳女性)とともに、張北県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の4人の警官に連行された。警察は、3人の学習者を2カ月以上尾行し、法輪功の資料を配布している学習者の写真を撮ったと主張した。写真は後に起訴の証拠として提出された。警察は、その間に張さんらが800枚の資料を配布したと主張した。
学習者たちは2020年9月23日に張家口拘置所に拘禁された。3人の学習者は10月21日、張北県検察庁に起訴され、2021年3月、張北県裁判所に起訴された。
2021年9月23日、3人の学習者は張北県裁判所に出廷した。裁判官は2022 年5月6日、張さんは懲役5年の判決と3万元の罰金、張秀玲さんは懲役4年の判決と2万元の罰金、刑さんは懲役3年と2万元の罰金を言い渡された。
張霞さんは張北県裁判所に訴えたが、裁判所は張さんの訴訟を受理することを拒否した。2022年6月、張さんの家族は弁護士を雇い、張北県裁判所に、張霞さんの懲役5年の判決に対して不服の申し立てを行った。
張さんの家族は「懲役5年の判決は長すぎで、張霞は何も悪いことをしていないし、彼女はただ病気治療と健康保持、心性を養うことを考えていました。このような重い判決と3万元の罰金を言い渡された根拠は何ですか?」と言った。張さんの夫もフルタイムの仕事を持っておらず、3万元の罰金は家族の経済に大きな打撃になると訴えかけた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)