【明慧日本2022年9月27日】(前文に続く)
四、年配の学習者197人が連行、嫌がらせをされる
明慧ネットの統計によると、7~8月に60歳以上の学習者197人が不当に連行され、嫌がらせを受けたことがわかった。連行されたのは137人で、うち、 80〜90歳が19人、70〜80歳が59人、60〜70歳が59人であった。嫌がらせを受けたのは60人で、うち80〜90歳が29人、70〜80歳が21人、60〜70歳が10人であった。
2022年7~8月、迫害を受けた60歳以上の学習者の年齢層別人数統計 |
◎ 迫害の実例
1、北京政法学院の元准教授・許鯤さん 再び嫌がらせを受ける
2022年8月5日午前10時頃、北京市海淀区甘家口街道弁事処の関係者らが、許鯤さん(68)の自宅にやって来て再び嫌がらせを働いた。北京政法学院の准教授だった許鯤さんは、中共による法輪功への迫害が始まって以来、何度も迫害を受けた。
4人の関係者の中の、張涵は現地政法委の法輪功(迫害)案件の担当者と名乗り、法輪功について許鯤さんと話したいという。許鯤さんは「法輪功は真・善・忍に基づき、人々の道徳水準を高める功法であり、百利あって一害なしです」と説明した。
最後に張涵は、法輪功が邪教(訳注:中国の法律では法輪功が邪教であるとは言っておらず、江沢民による誹謗中傷である)であることは法律ですでに規定されていると主張した。許鯤さんが「どの法律に書いてあるのですか?」と聞くと、張涵は答えられなかった。そこで、彼らは立ち去り、法律の条文を調べてみるという。
2、湖北省黄石市の董桂枝さんは最近、繰り返し迫害を受けている
2022年8月4日夜、湖北省黄石市八泉派出所の警官は、70代の董桂枝さんをパトカーに押し込み黄思湾派出所に連行し、一晩中不当な尋問を行った。6日の正午、警官はまた董さんを病院に連れて行き、ワクチンの強制接種を行い、留置場に拘禁しようとした。検査した結果、医師は董さんがワクチン接種に適していないと判断したため、午後4時頃、董さんは解放された。
董さんは2008年に法輪功を学び、迫害の実態を人々に伝えたとして、何度も連行され、迫害を受けた。
五、経済による迫害
明慧ネットの統計によると、7~8月、警官は家宅捜索を行った際、現金61万1727元と2811ドルを不当に押収した。また、14人の年配の学習者が年金をストップされたことが判明した。
7~8月、警官が家宅捜索した際、5000元以上を不当に押収された学習者の人数統計表
名前 |
省 |
市 |
県区 |
家宅捜索 |
押収された現金(元) | 年齢 | |
李超群 |
江西省 |
九江市 |
柴桑区 |
家宅捜索 |
真相紙幣2970元、 |
||
趙慶坪 |
黒龍江省 |
ハルビン |
五常市 |
家宅捜索 |
37万3000 |
||
王成国 |
山東省 |
聊城市 |
茌平区 |
家宅捜索 |
3万 |
||
鄭美娥 |
山東省 |
濰坊市 |
家宅捜索 |
1万 |
|||
郭麗鳳 |
黒龍江省 |
密山市 |
1万 |
||||
紀連英 |
山東省 |
煙台市 |
海陽市 |
8600 |
|||
エン麗君 |
遼寧省 |
凌海市 |
8000 |
||||
王艶 |
遼寧省 |
瀋陽市 |
家宅捜索 |
5000 |
|||
劉金鳳 |
天津市 |
武清区 |
家宅捜索 |
5000 |
|||
陳永清 |
山東省 |
淄博市 |
5000 |
67 | |||
苗淑卿 |
遼寧省 |
撫順市 |
5000 |
73 |
7~8月、年金をストップされた年配学習者の人数統計表
名前 |
省 |
市 |
県区 |
年金停止 |
年齢 |
向系瓊 |
四川省 |
徳陽市 |
旌陽区 |
年金停止 |
|
賀桂珍 |
雲南省 |
昆明市 |
年金停止 |
79 |
|
孫秋紅 |
山東省 |
煙台市 |
年金停止 |
69 |
|
郭麗鳳 |
黒龍江 |
密山市 |
年金停止 |
||
李麗文 |
吉林省 |
吉林市 |
年金停止 |
||
陶永紅 |
広東省 |
茂名市 |
年金停止 |
||
張翠華 |
遼寧省 |
朝陽市 |
朝陽県 |
年金停止 |
|
賈広林 |
内モンゴル |
赤峰市 |
元宝山区 |
年金停止 |
|
翟翠霞 |
内モンゴル |
赤峰市 |
元宝山区 |
年金停止 |
|
武秀荣 |
内モンゴル |
赤峰市 |
年金停止 |
||
楊秀雲 |
内モンゴル |
赤峰市 |
年金停止 |
||
張相雲 |
内モンゴル |
赤峰市 |
年金停止 |
||
王强 |
黒龍江 |
虎林市 |
年金停止 |
||
張建英 |
四川省 |
楽山市 |
年金停止 |
◎ 迫害の実例
1、江西省九江市の李超群さん 現金10万元と2811ドルを警官に押収される
2022年8月12日、江西省九江市の学習者・李超群さんと娘の張芸馨さんは、警官により連行され、真相紙幣(法輪功の文言が書かれている紙幣)2970元、さらに現金10万元、2811ドルを押収された。
2、ハルピン五常市の警官が私有地の住宅に入り巨額の現金を押収
2022年7月19日の夜8時頃、ハルビン五常市の学習者・趙慶坪さんと姑は、地元の警官により自宅から連行された。警官らは家宅捜索を行い、法輪功創始者の写真、法輪功の書籍、パソコン、プリンターなど大量の私有物および真相紙幣3000元、37万元のマイホームの購入資金を押収した。家族はすでに弁護士に依頼した。
翌朝、姑は解放されたが、趙慶坪さんはハルビン市第二留置場に送られ、今なお拘禁されている。
結び
中共は法輪功を迫害する際、まず利益を餌として迫害に加担した者を誘惑した。もし、これらの加害者が法輪功を迫害することで利益を得て、業績を上げて出世したいと思うなら、それは大間違いだ。実は、法輪功への迫害は、出世や財を築くことにつながらないばかりか、悪運をもたらすはずである。信じられなければ、明慧ネットでそれらの衝撃な悪報の実例を検索すれば分かる。悪報がないわけでもなく、時が来れば誰も逃れることはできない。
(完)
付録:(ダウンロードファイル 330KB)
2022年、連行された中国国内の学習者の状況統計
2022年、嫌がらせを受けた中国国内の学習者の状況統計
2022年、洗脳班に送られた中国国内の学習者の状況統計