李彬さんが拘禁される期間 父は突然他界
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 【明慧日本2022年9月27日】河北省泊頭市の法輪功学習者・李彬さん(53)は法輪功を諦めないとして、2021年12月に河南省安陽市文峰区裁判所に懲役7年6カ月の不当な判決を宣告され、現在鄭州刑務所に拘禁されている。最近の情報によると、李さんの父親は中秋節に突然、この世を去った。

 法輪功は世界の人々に親しまれる心身修煉法であるが、1999以来、中国共産党によって迫害されている。

 李さんの妻は鄭州刑務所に数回電話をかけ、李さんに父親と最後の別れを告げたいと求めた。電話を受けた警官は「それはあり得ない」と拒否し、李さんの友人、隣人らはみんな怒りを覚えた。

 李さんと妻は店を経営して家計を維持している。人助けが好きで、友人、隣人が困った時、みんな李さんにお願いをして、周りに高く評価されている。

 2021年4月、河南省の警官は李さん宅を家宅捜索した。理由は李さんが携帯電話で中国共産党が嫌がる内容を送ったという。李さんは当日河南省まで連行され、「法律実施を破壊する罪」で懲役7年6カ月、罰金5万元(約100万円)の不当な判決を宣告された。

 李さんの両親は80歳近くになり、何度も息子との面会を求めたが、断られた。李さんの父親は息子と電話をすることもできず、息子のことが恋しくて、家族が団らんする中国の伝統的な中秋節(9月10日)に他界した。

 李さんの父親が突然亡くなり、友人、同僚、同級生、隣人など自主的に葬式を挙げた。みんなは「李さんがいないから、私たちは手伝わなければいけません」と話した。教育界、工商界、法曹機関の関係者100人以上が葬式に参加した。食事のとき局長は、李さんは良い人だと称賛し、「みんなに評価される李さんのために乾杯しよう」と提案し、李さんに敬意を表したという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/18/449740.html)
 
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