山東省の孫錦輝さんに再び不当判決
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 【明慧日本2022年10月2日】山東省泰安市の法輪功学習者・孫錦輝さん(48歳女性)は昨年12月10日、泰山区公安分局の警官らに不当に連行され、泰山区検察庁に起訴された。今年7月2日、孫さんは泰山区裁判所に懲役5年2カ月の不当判決と2万元の罰金を言い渡された。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999以来、中国共産党によって迫害されている。

 孫さんは、法輪功を学んでいるとして、何度も当局に連行された。2021年、当局に懲役2年2カ月の判決を言い渡された。孫さんの健康状態が悪いため、孫さんは地元の拘置所への入所不可となり、一時的に居住監視となった。

 昨年12月10日、孫さんは、バス停で法輪功に関する情報が記載されたカレンダーを配布していたところ、泰山区派出所の警官らに再び連行された。警官は孫さんを尋問し、孫さんの意思に反して孫さんの血液サンプルを採取した。南関派出所は、孫さんを6カ月間の居住監視を実行することになった。当日の午後、孫さんを釈放した。

 今年5月20日、泰山区 610弁公室の隊長は孫さんに、孫さんの事件を泰山区検察庁に提出したことを知らせた。6月10日、5人の警官が孫さんの自宅に押し入り、孫さんを検察庁に連行した。

 警察は 7月5日の午前7時に再び孫さんの自宅を訪れ、孫さんを泰山区裁判所に連行し、そこで起訴状と7月20日に出廷するよう通知書を手渡した。

 裁判当日、孫さんは裁判所が任命した弁護士との面会が初めてだったため、孫さんはその弁護士が、自分の代理人になることを拒否した。孫さんは自ら論弁することを主張した。裁判長は孫さんの要求を承認せず、孫さんが協力しないと非難し、審理を延期した。孫さんは警官らに法廷から追い出された。

 裁判官は8月3日、孫さんに懲役3年の判決と1万元の罰金を言い渡した。以前の判決と合わせて、孫さんは現在、懲役5年2カ月の判決と2万元の罰金となった。

 孫さんはまだ拘禁されておらず、孫さんは判決を不服として上訴している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/6/447313.html)
 
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