吉林通化市の林国蘭さんに、懲役3年の実刑判決
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 【明慧日本2022年10月4日】吉林省通化市の法輪功学習者・林国蘭さん(70)は2021年12月、通化県江沿などの地域で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして、現地の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行された。その後、懲役3年の実刑判決を言い渡され、吉林省女子刑務所に拘禁された。

 通化市東昌区に在住の林さんは、1996年に法輪功を学び始めて以来、身体がますます元気になった。以前の林さんは、不眠症、頭痛、声が出せないなど、何種類もの病気に罹った。法輪功を学んだ後、すべての病気が消えた。

 しかし、1999年に中国共産党が法輪功への迫害を開始し、2001年にまた「天安門焼身自殺事件」を捏造し、全国のメディアをコントロールしてデマを流し、全国の人々を騙し、法輪功を恨むように煽動した。林さんの夫も騙され、法輪功を恨むようになった。ある日、林さんは夫に殴られ、全身傷だらけになり、家で1週間にわたって横たわっていた。またある日、林さんは午後8時に家に帰ったが、夫がドアを開けず、林さんをマイナス30度の外で2時間以上待たせた。またある日、夫は路上で林さんを殴ったり、蹴ったりし、ナイフで林さんの背中のコートを何カ所か切った。さらに、警官からの嫌がらせも絶えなかった。最後に、林さんはやむを得ず離婚し、放浪生活を余儀なくされた。

 2021年12月25日、林さんは通化県江沿などの地域で、法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして誰かに通報され、現地の警官らに連行された。翌日、現地の警官ら7、8人は林さんの家宅捜索を行い、多くの個人財産を押収した。

 林さんは通化市長流留置場に拘禁され、2022年1月5日、検察庁に逮捕状を出された。担当警官は「1カ月以内に5~7万元(100万~140万円)を支払ってもらえば、解放する。さもなければ、3~7年の懲役にかける」と言い放った。 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/27/450144.html)
 
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