広東省湛江市で15人の法輪功学習者が不当連行
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 【明慧日本2022年10月7日】広東省湛江市の15人の法輪功学習者(以下、学習者)は9月8日の夜、ある民家で法輪功の本を学んでいたところ、赤崁区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 警官らは制服を着ておらず、私服とマスクを着用していた。警官らは突然学習者の家に侵入したが、警察手帳や令状は提示しなかった。警官は民家にいる学習者たちに動かないように命令し、携帯電話を使って学習者の顔を識別し、写真を撮った。学習者から不当侵入だと指摘された警官は怒り出し、強制的に学習者に手錠をかけ連行した。

 15人の法輪功学習者が、湛江市赤崁区の中山派出所、中華派出所、寸金派出所、民主派出所に不当拘留された。中華派出所に連行された2人の年配の学習者は、翌朝6時頃に自宅に釈放された。その他の学習者の情報は現在不明である。

 また、2022年9月9日午後8時、湛江市公安局の国保は、学習者の自宅を家宅捜索するいわゆる「大作戦」を再び実施したと報告している。ある学習者の家の庭に5人の警官(2人のみ警官の制服を着ていた)が侵入し、派出所に所属していると主張し(ただし、警察手帳は提示しなかった)、学習者の家族にドアを開けるように要求したが、学習者の家族はそれを開くことを拒否した。40分にも及ぶ膠着状態の後、警官は勝手に1階の窓を開け、デスクから1000元が入っているバッグを取り出した。その夜、学習者の家族は彼らに盗品を返すように要求した。

 今回は中国共産党の第20回全人代の前日の夜、広東省の指示で湛江市の警察が不当な連行作戦を実行したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/14/449587.html)
 
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