昆明市の実業家・朱艶東さん 法輪功を学んだため迫害され死亡
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年10月11日】(雲南省=明慧記者)昆明市の宝石商で法輪功学習者でもある朱艶東さんは、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害のもと、2013年に不当に連行され、懲役3年の実刑判決を言い渡された。刑務所で迫害され身体が弱ってしまった朱さんは、帰宅したが、2019年8月25日に死亡した。51歳だった。

 一、法輪大法は朱さんの退廃的な人生を変えた 

 昆明市で翡翠や賭け石を扱う実業家の朱さんは、大金を稼いだため、商売のほかに賭博や酒、ナイトクラブに通い、非常に贅沢な暮らしをし、飲食やギャンブルだけで年間200万元(約4000万円)も使っていた。朱さんは物質的には何でも持っていたが、心の中に本当の楽しさや幸福感はなかった。

 2011年2月のある日、朱さんは法輪功を学んだ親友から法輪功を紹介され、『轉法輪』を読んだ感想を聞いた。朱さんは友人の話に心を打たれ、大変な衝撃を受けたという。それは、朱さんが20年間佛教の修行の中で聞いたことのない道理であった。

 翌日、朱さんは友人に『轉法輪』を借りたいと頼むと、友人は喜んで本を渡してくれた。朱さんは、一昼夜で『轉法輪』を読み終えると、20年間も解けなかった多くの疑問を解き明かすことができた。

 それ以来、朱さんは常に『轉法輪』を持ち歩いて手放さず、煉功するとき以外は、いつも法を勉強していた。法輪大法の奇跡と超常さに驚嘆し、『轉法輪』という本を心から大切にし、愛読していた。

 朱さんは法輪功を学んでから1年ぐらいたつと、よい変化があった。以前の朱さんは何でも思う存分やっていたが、修煉によって躊躇もせず悪い習慣をすべてやめられるようになった。以前、高血糖、高血圧、高尿酸値、血液の粘度が高い、高脂血症などを患っていたが、法輪功を学んだ後の朱さんは健康になり、より幸せな気分になった。

 朱さんの変化を見て、周りの友人や親戚はみんな驚き、特に、今まで一緒に飲んだり遊んだりしていた仲間たちは、「悪人からあっという間に正真正銘の良い人になった!」と感嘆の声を上げた。

 二、事実を話したという理由で懲役3年を宣告される

 朱さんは、友人や家族に法輪功を学んだ感想や体験を話し、中共のデマに騙された人々に法輪功迫害の実態を伝えた。

 2013年9月9日、朱さんは迫害の実態を人々に伝えたとして連行され、昆明市西山区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に拘束された。

 その後、朱さんは秘密裏に懲役3年の実刑判決を言い渡され、雲南省第一刑務所に拘禁された。朱さんが刑務所に拘禁されたあとに、家族は初めて、朱さんが不当な判決を受けたことを知った。

中共酷刑演示图:约束衣

拷問のイメージ図:「拘束服」をつけられる

 2014年、朱さんは法輪功を学び続けているいう理由で、薬物を注射されるなどの拷問を受け、血糖値が上がり、視力が低下した。また、警官の指示に従わないとして、「拘束服」を着せられ、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けた。

 三、生まれ変わった朱さんの命は、中共に奪われた

 2014年9月8日、刑期を終えて衰弱した朱さんは帰宅したが、ますます体調を崩し、介護が必要となった。この状況下で、派出所の警官や司法関係者、およびコミュニティの役員らが、相変わらず何度も嫌がらせを働いた結果、朱さんは2019年8月25日に死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/8/450544.html)
 
関連文章