ハルビン市の魏淑傑さん 懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2022年10月21日】黒龍江省ハルビン市道外区裁判所は7月2日、家族にも弁護士にも通知していない状況下で法輪功学習者・魏淑傑さんに対してオンライン裁判を行い、懲役4年の実刑判決を下した。この判決を不服として、魏さんはすでに控訴した。

 2月25日午後、魏さんは居住地の香坊区で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していた際、中国共産党の虚言を信じ込んだ人に通報され、建築街派出所の警官らに不当に連行された。また、当日午後7時、警官2人が魏さんの家に駆けつけて家宅捜索を行った。魏さんは派出所で3日間身柄を拘束された後、留置場に送り込まれるところだったが、留置場に受け入れを拒否されたため、裁判待ちとして一時解放された。

 半年が経った8月、魏さんは裁判待ち1年延長の手続きを求められた。半年後、裁判所にまた行く必要があるという。魏さんはサインを断ったが、警察に「7日後、依然としてサインしなければ拘留するかネットで手配する」と脅かされた。仕方なく、魏さんは手紙を残して、警官に出すよう家族に依頼した後、家を出た。

 その後、派出所の警官は数日ごとに魏さんの住宅を訪問したり、魏さんの夫と携帯電話でビデオ通話をして、魏さんが家にいるかどうかをチェックしていた。

 9月22日、魏さんは買った食材を家に持ち帰った時、ビルの廊下で5、6人の私服警官らに連行され、ハルビン第二留置場に送られた。家族は弁護士に依頼したり、コネをつけたりしたが、当局は魏さんは「サインせず、反省もせず、罪も認めず」という口実で魏さんを拘禁し続けた。

 魏さんは昨年も迫害を受けた。

 昨年8月、留置場で魏さんは煉功したとして、刑務官からの指示を受けた受刑者が魏さんを何回か殴った。

 昨年9月5日、魏さんは裁判所のオンライン裁判に直面した。魏さん本人及び弁護士が抗議したため、オンライン裁判は中止となった。 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/19/450936.html)
 
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