陝西省の王平創さん夫妻 不当に重刑判決
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 【明慧日本2022年10月25日】陝西省咸陽市の法輪功学習者(以下、学習者)・王平創さん夫婦は西安で不当に連行され、昨年12月16日に雁塔(がんとう)区裁判所によりそれぞれ懲役9年と7年の実刑判決を言い渡され、2人は合わせて5万元の罰金(約100万円)を科された。この裁判を不服として、2人とも控訴した。今年5月25日、西安市中級裁判所により原判決維持とされた。王さんは9月26日に渭南刑務所に拘禁された。

 王さんは現在、刑務所16区の厳管隊に拘禁されている。情報によると、16区は非常に悪らつで、もっぱら法輪功学習者を迫害してい るところだという。

 渭南刑務所は、陝西省第2刑務所とも呼ばれ、男性法輪功学習者を迫害する主要な巣窟である。中国の大多数の刑務所と同じく、「受刑者に受刑者を管理させる」方法だ。服役者は異なるグループに分けられ、各グループにはグループリーダーを、各班にもリーダーが配置されている。刑務官は各リーダーに指示し、各リーダーがそれを実行する。 陝西省桐川市の学習者・牛学東さんは、渭南刑務所で激しい暴行を受けた後、精神障害が起こり、今年2月26日に迫害によって死亡した。

 王さんは1975年に生まれ、妻・趙淑娟さんは1980年に生まれ、元々武功県普集鎮に住んでいたが、近年西安で商売をして生計を立てていた。王さんは3回にわたって迫害を受け、2回にわたって労働教養を強いられ、ザオズ河労働教養所で拷問を受け続けた。籠に閉じ込められ、夏に外で日に晒され、冬に水をかけられ、奴隷のように労働を強要され、酷く殴打されるなどの拷問を受けて何度も命の危険に晒された。

 それ以来、警官らに何度も嫌がらせをされたため、王さん夫婦は放浪を余儀なくされた。

 2020年5月25日、王さん夫婦は電動自転車に乗って法輪功を紹介するポスターを貼り付けていた。その際、中共の虚言に騙された人により通報された。同年6月5日、王さん夫婦2人は不当に連行され、家宅捜索を受け、留置場に拘禁された。同月24日、王さん夫婦への逮捕状が発布され、12月4日に裁判が行われた。昨年12月、裁判結果を宣告された。 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/17/450855.html)
 
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