「現代観念と行為」を取り除く
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年10月28日】最近、師父の『洪吟六』を学ぶ過程でいくつかの法理を認識しましたので、書き出して同修の皆さんと交流したいと思います。適切でない部分があれば慈悲なるご指摘をお願いします。

 師父の『洪吟六』が発表されてからずいぶん時間が経ちました。その直後、私は何度も読みましたが、法理が見えませんでした。自分の教養レベルが低いため、より深い法理が見えないのだと思いました。もっとも理解できなかったのは、師父がおっしゃった「現代観念と行為」でした。「現代観念と行為」とは何でしょうか? なぜ師父は何度も何度も言及されたのでしょうか? 理解できないけれども、そこにはきっと深い内包があって、じっくり勉強して悟らなければならないと思いました。

 師父の『洪吟六』には61篇の詩があり、「現代観念と行為」という単語が含まれているのは31篇あります。私はこれらの詩を書き写し始めて、その途中で涙が出ました。師父が見せて下さった法理に驚きを覚えたからです。「私たちが幼い頃から形成してきた言語表現方式、思考方式、各種の挙動、仕事の進め方、常人の中で形成したいわゆる経験、さらには人の七情六欲、各種の執着など、大法から乖離し、真善忍の普遍的価値から乖離し、伝統的正統思想に背くものはみな、現代観念と行為である」。私ははっと気がつきました。こんなに多くの現代観念と行為を持っていては、どうやって向上できるでしょうか? 20数年修煉してきて、真の自分を見つけることができず、恐ろしいことではないでしょうか?

 以前、師父は後天的観念がどのように形成されるかの法理を話されたことがありますが、私はまったく心に留めませんでした。多くの同修、特に農村の同修も私と同じだと思います。皆と交流しても、誰もこれを話題にしませんでした。師父は私たちが悟らないのをご覧になり、『洪吟六』、『洪吟五』などを用いて、私たちに深く根付いた古い観念を打ち破りました。これらの観念はいずれも頑固で、それが形成された時間が長すぎて、あまりにも深く隠れているため、この方面の法を暗記しなければ本当に発見しにくいのです。

 これらの観念は業力です。師父のお言葉を借りて言えば、「現代観念と行為は、まさに毒癌」[1]、「自らを害している」[2]、「迷いの航路」[3]、「崖っぷちへ歩み」[4]、「行き止まりになる」[5]などとなります。例えば、ある大法弟子が業力を消去する際、彼は自分が病気になったと思い、病院に駆け込んだならば、これは現代観念による行為ではないでしょうか? 病院に行けば病気を治せるという観念が彼の脳裏に形成されています。この観念を改めなければ、人間の次元から抜け出すことができません。これは邪党文化の無神論と進化論が、師と法への不信を引き起こした結果です。これが原因で、どれだけの同修が旧勢力によって命を奪われたのでしょうか。

 師父の詩を書き写すとともに、私は毎日これらの詩を暗記しています。師父の法はあまりにも強い威力があって、私の体からすべての古い観念を押し出しているのです。この方面の法を暗記する度に現代観念の悪い思想が湧き上がり、それが現れると、私はすぐにそれを解体します! 今、私の体はとても軽やかになりました。8月16日の夜、動功煉功していると、体が無重力状態になり、抱輪(第二式)していると、まるで誰かに上に引っ張られているように感じました。そして両手が自動的に法輪を推し回し、結印しに行き、今までになかった感覚を覚えました。それ以来、学法すれば法理が見え、眠くなることもなくなりました。このすべては大法の威力で、師父の慈悲なのです。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟六』「渡船に乗る」
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟六』「やむを得ない」
 [3] 李洪志師父の詩:『洪吟六』「神聖」
 [4] 李洪志師父の詩:『洪吟六』「塵埃を掃く」
 [5] 李洪志師父の詩:『洪吟五』「天国へ帰ることが最終の目的」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/17/450844.html)
 
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