【明慧日本2022年10月31日】(台湾=明慧記者・李佳)台湾の一部の法輪功学習者(以下、学習者)と各界の人々は10月22日午後、台北で4億人の三退を声援するパレードを開催した。千人以上の学習者が台北市東部の繁華街を行進し、人々の注目を集めた。
10月22日午後、台北で行われた4億人の三退を声援するパレード |
パレードは台北市政府市民広場を出発し、市役所通り、松高通り、松仁通り、松寿通りを経由し、市役所広場に戻るコースで行われた。 このコースは、台北市政府、一流デパート、外資系企業が立ち並び、台北市内で最も賑やかな地域である。 この日の台北の天気は不安定で、パレードが出発すると雨が降り出し、終始雨の中での行進となった。
隊列は天国楽団と仙女隊に先導され、そして第一陣営は「大法が広く伝わる」、第二陣営は「千古まれな冤罪」、第三陣営は「三退の大潮流」、第四陣営は「迫害を終結させる」と続いた。隊列の中には新唐人の旗鼓隊、腰太鼓隊、台湾法輪功学習者救済協会、法輪功迫害追跡国際組織などが含まれている。他に迫害の真相資料を配布し、台湾の善良な人々に迫害を制止するために力を合わせるよう呼びかけた。
パレードの行進を見た沿道の人たちは、4億人の中国人が中国共産党(中共)から脱退したことを、雨が降り続く中で声援することにとても驚いたという。 途中でバスを待っていた人からは「これだけ大規模なパレード、これだけ多くの人が参加している」、「社会には真・善・忍が必要で、そうでなければいやな暴力ばかりになって、そうすると社会がだめになってしまいます。学習者の心がこもった、ポジティブなエネルギーを広めてくれたことに感謝します」
かつて会計士として働いていた施さん(女性)は、子供を連れてパレードを見て、中共の法輪功への迫害の資料を読み「とても驚かされました! 台湾は真・善・忍をとても必要としています。最近の世界の感染症、戦争、食糧危機など、世界には多くのネガティブな状況があり、ポジティブで奮い立たせるエネルギーがとても必要なのです」
施さんは、一般的に人々は民主主義を望み、独裁を好まない。中国で多くの人々が中共から脱退し声を上げている「これは良いことです、彼らはこのような厳しい環境下でも立ち上がる勇気を持っています、私だったら、できないかもしれません、彼らを尊敬します」と付け加えた。
また、蔡さんと息子さんは、4億人が三退したことを知り「これは得難いことです! 中国人は中共によって多くの思想を制限され、閉鎖的な社会に閉じ込められている。 台湾にとって、自由と民主主義は呼吸するのと同じく自然なことです。中国人が異なるメッセージを理解し受け取ろうとすることは稀です、何事も根気よく努力すれば必ず成功します」と話した。