【明慧日本2022年10月31日】米国ロチェスター大学の学生十数人は10月22日土曜日の早朝、ミシガン州トロイ市の公園を訪れ、地元の法輪功学習者(以下、学習者)の集団早朝煉功を見学した。学生と世界宗教授業のキャロル・クーパー代講教授も加わり、法輪功の煉功動作を体験した。
ロチェスター大学の学生たちが集団早朝煉功を見学し、煉功を学ぶ |
学習者は2006年から、ロチェスター大学のキース・ヒューイ教授と学生に法輪功とは何かを16年間途切れることなく伝え、アメリカの学生と一緒に信仰と法輪功について研究と議論をし、質問に応え、4月2日に、学習者は、公園内で初めて ヒューイ 教授の学生に法輪功の功法を見せ、彼らに良い印象を残した。
学習者は10月18日、ロチェスター大学のクーパー教授の招きで、同大学の世界宗教講座の秋季クラスに出席し、法輪功について語った。ヒューイ教授は、年1回の法輪功の授業ではもはや十分ではなく、今後の法輪功の授業は秋と春の両方で行うべきであると話した。
大学の世界宗教の授業で法輪功を紹介し、功法を教える学習者 |
煉功後の感想を話す学生
10月22日、クーパー教授は、ヒューイ教授のクラスの学生十数人と、地元の学習者と一緒に公園で煉功を行った。 集団煉功の後、クーパー教授は「最初は高速道路を行き交う車の音に悩まされましたが、数分後にはその音に妨害されなくなりました。リラックスして目を閉じ、体のバランスを保ちながら、本当に自然に動作を楽しむことができた」と体験談を話した。
法輪功を初めて学んだ大学二回生のマーカス・ビザッカロさんは、「初めて法輪功の動作を煉功し、少し難しかったが、煉功した後、とても穏やかにリラックスでき温かく感じました。 煉功しているときエネルギーの流れを感じ、とても気持ちよく純粋でした。煉功は素晴らしく大好きです。今後もぜひやりたい」と話した。
大学二回生のマーカス・ビザッカロさん |
マーカスさんは、前回の法輪功講座を体調不良で欠席したあと、身体が完全に回復せず、体重も減り、食事も普通にとれなくなっていると学習者に告げ、 「しかし、今日の煉功でだいぶ良くなり、元気が出てきた」という。
ベンジャミン・スチュワートさんも大学二回生。 学習者に「いつも、こんな朝早い時間はまだ寝ていて、ここに来る途中も寝そうになりました。 でも、煉功後の今は、とてもリラックスして、スッキリした」という。
大学二回生のベンジャミン・スチュワートさん |
ソフィア・ルデュックさんも、煉功後はとてもリラックスし、次のように語った。「この煉功場に来て、こんなに大勢の人たちと一緒に煉功し、とてもいい経験ができました」
同じように穏やかさとリラックスを感じたジョリアン・レアさんは、 「煉功後、とてもリラックスしました、これはとても穏やかな環境で、来たときよりも確実に元気が出てきました。 早朝なのに、煉功した後は疲れを感じず、むしろ穏やかで心が落ち着きました。 法輪功が好きになった」という。
ジョリアン・レアさん(左)とソフィア・ルデュックさん(右) |
ジョリアンさんとソフィアさんは煉功した後、自ら志願して残り、第五式功法の坐禅を学んだ。 ジョリアンさんは、「(法輪功は)間違いなく私の生活に取り入れられるもので、簡単な功法のように見えますが、とても多くのことを感じさせてくれます。私にとっては新しいもので、私は法輪功がとても好きです」という。
学生や教授は法輪功迫害の真相に関心を寄せる
授業では中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の実態と、学習者が二十数年かけた反迫害の経歴について話した。多くの大学生は異口同音に、米国で育った若者は多くのことが当たり前で、外の世界で何が起きているのか知らなかったと話した。 そして今、もっと真実を知りたいと願い、全員が中共による迫害を非難している。
ベンジャミン・スチュワートさんは、「私はアメリカで育ったので、他の国で何が起こっているのか知りません。多くのことは当然で、私達はここで自由に煉功が簡単にできるのです。 他人の経験やエピソードを聞けるのは、とても意義があります。私は(学習者と)似たような経験がないので、迫害に対してどのように歩んできたかを聞けるのは、非常に意義がある」という。
ジョリアン・レアさんも語った。「アメリカではもっとこのことについての教育が必要です。 こんな迫害が起きていること、そして今も続いているとは知りませんでした。 人々は自分がやりたい功法を煉功する権利を持っています。 しかし、中共は法輪功に汚名を着せ、これは非常に恐ろしいことです。なぜなら法輪功は、実際は非常に平和的な功法であり、学習者がそれを実践することによって誰も傷つけず、決して中共がいうようなものではないのです」
信仰について、ソフィア・ルデュックさんは、「誰もが自分の信仰を実践できるはずで、信仰を実践したい学習者に対して、迫害は非常に不公平です」
中共の法輪功への迫害について、クーパー教授は「中共があらゆる宗教の人々を迫害していることはよく承知しているが、法輪功への迫害はより大きな関心事です」
マーカスさん、ベンジャミンさん、ジョリアンさん、そしてソフィアさんの4人は、翌週の土曜日から公園での集団煉功に参加したいという。