河北省の郷鎮当局 法輪功学習者に嫌がらせ
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 【明慧日本2022年11月6日】河北省の蠡県(れいけん)の9つの郷の当局は9月初めから、地元の法輪功学習者の自宅に行って嫌がらせをしている。修煉をやめた人や亡くなった学習者の家族でさえも、免れることはない。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 ほとんどの嫌がらせ事件で、警察は学習者の意思に反して写真を撮った。もし学習者が家にいなければ、警察は代わりに家族の写真を撮り、家の外観も撮っていた。

 一部の警官は、学習者の家にある法輪功関連の対聯(玄関などに吊るす対句の飾り)を破り捨てた。ある人はコミュニティ職員だと自称し、学習者の健康コードを確認するためだと言って、学習者を騙した。しかし、家族の健康コードなど全く確認していなかった。

 9月28日、29日、蠡県城関派出所の警官は、警官の制服を着せずにパトカーに乗って、嫌がらせをし続けた。学習者の家族に多大な精神的苦痛を与え、学習者とその家族の間に不和を生じさせた人もいた。ある学習者は、親が心臓病になり、食事も睡眠もとれない状態になった。また、親が政府のブラックリストに載っていると聞かされ、極度のプレッシャーに耐える学習者の子供もいた。

 村人の中には、真相を理解していない人が学習者を非難した。一方で、警官への情報提供を拒否して、学習者を守ろうとする人もいた。

 このような圧力にもかかわらず、ほとんどの学習者は嫌がらせに耐えながらも、これ以上迫害に加担しないよう警官らに善意で説得している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/6/450486.html)
 
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