【明慧日本2022年11月6日】河南省洛陽市在住の法輪功学習者・劉桂花さん、李暁燕さん、趙宏娟さんの女性3人は2022年6月、洛竜区裁判所に法輪功を学んでいることを理由として実刑判決を言い渡された。劉さんに懲役3年、李さんは懲役3年6カ月の不当判決を下された。趙さんが判決を受けたかどうかは明らかではない。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
劉さん、李さん、趙さんは2021年3月29日に、洛竜区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に連行された。
2022年6月24日の裁判前日、洛竜区裁判所の郭という名の裁判官は、李さんの弁護士を呼び、もう李さんの弁護をすることは許さないと言い出した。郭は、李さんにはすでに弁護士がいると主張し、それ以上の説明を拒否した。
郭の言う弁護士が本当に李さんの弁護をしたのか、李さんのために有罪または無罪の答弁書を提出したかどうかは不明である。
6月24日、洛竜区裁判所は、3人の学習者に対しての不当な裁判を開廷した。裁判官は3人の学習者が自己弁護をすることを許さなかった。裁判官は最近、李さんに懲役3年6カ月、劉さんに懲役3年の判決を下した。趙さんが判決を受けたかどうかは明らかではない。
ある関係者によると、洛陽市拘置所に拘禁されている李さんと劉さんは、法輪功を放棄しないため、受刑者から拷問や虐待を受けたという。
劉さんは、2018年11月15日に連行された後、三門峡市拘置所に少なくとも1年間拘禁された。2021年3月29日、劉さんは洛竜区公安局の国保の警官に連行され、同年5月に逮捕状が発布された。
李さんは、2013年6月28日に連行され、2014年7月21日に老城区裁判所から懲役7年の実刑判決を宣告されている。
明慧ネットによると、洛竜区公安局は2021年3月末、劉さん、李さん、趙さん、呉永鳳さん、賀飛さんらの学習者を連行し、洛陽市拘置所に拘禁した。2022年3月、洛陽市の洛竜区裁判所は、呉さんに懲役4年、賀さんに懲役2年、執行猶予3年の不当判決を言い渡した。