【明慧日本2022年11月7日】瀋陽市の法輪功学習者・趙秀麗さん(57歳女性)は今年10月17日夕方6時、経営している裁縫店で警官に連行された。その前、警官4、5人は趙さんの家を1時間に渡って家宅捜索し、法輪功関連書籍、パソコン、プリンターなどの私物を押収した。警官は家宅捜索で、監視カメラの画像から法輪功の資料を配っていた時に、趙さんが着ていた服と靴が見つかった。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
その後、趙さんは于洪区城東湖派出所に拘禁され、毎朝8時過ぎになると警官に連れられ、PCR検査を受けさせられた。趙さんの夫は毎日朝と晩、趙さんにお弁当を持って派出所に行った。18日、于洪区公安分局の国内安全保衛部門の警官は派出所へ行き、趙さんの案件を聞いた。
趙さんは瀋陽市于洪区紫郡城に在住。小さい頃から病弱で、胃病、リウマチ、痔、乾癬、乳房増殖性疾患、虫垂炎、偏頭痛などを患っていた。しかし、1996年4月、趙さんは心身ともに健康になる気功「法輪功」を学び始め、真・善・忍に従って自分を要求し、半年も経たないうちに持病が完治した。
それから、毎日笑顔になれた趙さんは、夫との離婚を止め、姑と仲良くなった。裁縫店で趙さんは身をもって法輪功の素晴らしさをお客さんに伝えた。
しかし、1999年7.20、江沢民グループは法輪功迫害を開始した。それ以後、法輪功を堅持した趙さんは法輪功の真実を人々に伝えたとして、迫害を受けた。
2000年12月31日に連行された趙さんは、労働教養処分2年を科され、瀋新労働教養所と竜山労働教養所に拘禁された。竜山教養所で有害物質を含む製品の制作を強要され、時々夜中まで働かされた。
2015年、趙さんは法律に基づき、法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴した。そのため、2016年8月11日、瀋陽市公安局の和平公安分局は太原街派出所に、趙さんを連行するようと命じた。そして、派出所の男性警官は趙さんの家に行き、趙さんに「尋問し記録してから、絶対に帰宅させる」と言って、趙さんを連れ出したが、そのまま、趙さんを瀋陽市留置場に送り込んだ。
2018年1月23日、和平区裁判所は趙さんに不当な開廷をした。趙さんの夫と息子、娘は傍聴を許されなかった。法廷には裁判官、公訴人、書記員、趙さんしかおらず、傍聴する人が1人もいなかった。同年7月19日、裁判所は趙さんに懲役2年の判決を言い渡した。8月10日、すでに留置場で2年拘禁された趙さんは、帰宅させられたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)