広州市中山大学の元講師・李健さん 懲役3年6カ月の不当な判決に
【明慧日本2022年11月9日】広東省広州市中山大学を定年退職した元講師で法輪功学習者の李健さん(62歳女性)は2020年11月、自宅で海珠区公安支局および新港街派出所の警官に身柄を拘束され、罪に陥れられた。2021年末、李さんは海珠区裁判所に懲役3年6カ月、罰金5000元(約10万円)の不当な判決を宣告された。李さんは上訴したが、2022年4月25日、市中級裁判所に原審維持と宣告された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが1999年以来中国共産党によって迫害されている。
李さんは広西省横県の出身で、大学を卒業し、中山大学南キャンパスに在住。2001年12月28日、李さんは法輪功の無実を伝えるため北京へ陳情に行ったとして、1年の労働教養処分を科され、市槎頭女子労働教養所で拘禁された。
李さんは中山大学の講師や学生に法輪功の無実を伝えるため、2020年、中山大学の南キャンパスの西北区、西区、蒲園区の住民に法輪功の素晴らしさが書かれた資料を配布した。
同年11月5日、李さんは自宅で海珠区公安支局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、新港街派出所の警官に身柄を拘束され、自宅にあった法輪功の関連書籍、資料、パソコン、DVD、USBなどの私物も押収された。李さんは海珠区留置場に拘禁された。
2021年2月25日、李さんの案件は海珠区検察庁に起訴され、その後海珠区裁判所に提出された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)