黒竜江の劉慶福さん 1カ月以上不当に拘禁される
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 【明慧日本2022年11月13日】黒竜江省鶴岡市在住の法輪功学習者・劉慶福さん(53歳男性)は、2022年9月29日、法輪功を実践しているとして、紅旗路派出所の警官らに連行された。劉さんは現在、羅北県拘置所で刑事拘留されている。連行される前に、警察は長い間劉さんを尾行したと告げた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 劉さんは、鶴岡市立第21中学校の教師であった。教科の知識を教えるだけでなく、伝統的な価値観で生徒を指導していた。ある生徒が、父親と離婚した母親を恨んでいたとき、劉さんは古代人がいかに親を尊重していたか、「親孝行はすべての徳の中で最も重要である」という古代の言い伝えを生徒に話した。生徒は感動し、母親と和解した。

 迫害が始まってから、劉さんは法輪功を放棄しなかったとして、仕事を失い、2回にわたり計10年6カ月の不当判決に処された。

 劉さんは、2002年5月4日に初めて連行され、鶴岡市第二拘置所で拷問を受けた。2003年、公農区裁判所は劉さんに懲役9年の判決を下した。その後、劉さんは、香蘭刑務所、蓮江口刑務所、ジャムス刑務所に拘禁され、虐待された。

 2015年3月10日、劉さんともう1人の法輪功学習者・黄詩生さんは、法輪功に関するポスターを貼ったとして、再び連行された。黄さんは身体検査の基準に満たしていなかったため、釈放されたが、住居監視をされた。3月16日、劉さんの家族は劉さんの釈放を求めて、あちこちの政府機関に回っていた。3月18日、宝泉嶺拘置所からも面会を拒否された。

 2015年12月7日、宝泉嶺農垦裁判所は劉さんの案件審理を行った。拘置所から裁判所までの移動中、警官らは劉さんが上着を着ることや、靴を履くことを許さず、シャツとズボン下だけを着せてスリッパを履かせ、しかも黒いフードを劉さんの頭に被せた。弁護士の陳智勇さんは、劉さんのために無罪を主張した。農垦裁判所は劉さんに懲役1年6カ月の不当判決を言い渡した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/2/451413.html)
 
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