深圳市の70代の童素清さん、劉韶珍さんに不当判決
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 【明慧日本2022年11月13日】広東省深圳市の法輪功学習者・童素清さん(77)、劉韶珍さん(73)は2019年5月13日の夜、福田公安支局の梅林派出所の警官に身柄を拘束され、その後、保釈されて帰宅した。2022年6月9日、南山区裁判所は童さんに懲役1年6カ月、罰金3000元(約6万円)、劉さんに懲役8カ月、執行猶予1年、罰金2000元(約4万円)の不当な判決を宣告した。

 四川省成都市出身の童さんは、深圳に在住の孫の世話をし、福田区に住んでいる。

 江西省南昌市出身の劉さんは、深圳で孫の世話をし、坪山区に住んでいる。

 2019年5月13日の昼、童さんと劉さんは福田区のスーパー駐車場で食事をしていたデリバリーの配達員2人に法輪功迫害の無実を伝え、お守りをプレゼントした。しかし、そのうちの1人が中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じて、2人を通報した。当日、2人は童さん宅で福田区公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、梅林派出所の警官に身柄を拘束された。警官らはまず童さん宅を家宅捜索して家財を押収した。その後、劉さん宅も捜索し、家にあった法輪功の関連書籍、資料などを押収した。5月15日、童さんは高血圧で身体検査の基準に満たないとして「一時出所」で帰宅した。劉さんは30日以上拘禁された後「一時出所」で帰宅した。

 2020年3月、童さんは市民に法輪功の素晴らしさを伝えた時、再び通報され、福田区上梅林派出所の警官に身柄を拘束され、1晩拘束された。血圧が270に上がったため、一時出所で帰宅した。2日後、上梅林派出所の警官は童さんの子供に童さんの案件が南山区検察庁に起訴され、その期間、随時に召喚できるよう、深圳から離れないようにと言った。

 童さん、劉さんの案件は最終的に南山区裁判所に提出された。南山区裁判所は何度も2人を召喚したが、童さんは無罪と主張し、召喚に応じなかった。2022年1月17日、当裁判所は77歳の童さんを逮捕し、留置場に移送した。

 童さんは鉄道系統の元医者である。定年退職後、四川省成都市天府新区に住んでいる。加齢につれて、体調が悪くなり、長年偏頭痛、五十肩、腰椎ヘルニア、高血圧などの病気で苦しめられていた。心と体が健康になる気功「法輪功」を学んでから、健康を取り戻し、性格も明るくなった。

 明慧ネットの報道によると、童さんは法輪功迫害の無実を伝えたとして、少なくとも2回身柄を拘束されたことがある。2006年3月1日、職場で法輪功の素晴らしさを伝えて通報され、数日後、派出所まで連行されて、サインを強要された。2010年8月22日、童さんは成都市で法輪功迫害の無実を伝え、通報されて警官に不当に連行され、洗脳班に送られたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/5/451535.html)
 
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