2022年10月、28人の学習者に不当判決(二)
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 【明慧日本2022年11月15日】(前文に続く)

 2、山東省の莫新忠さん 懲役7年の不当判決を宣告される

 明慧ネット10月16日の報道によると、山東省徳州市の莫新忠さん(55)夫婦は2020年2月9日、高唐県公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)および姜店派出所の警官らにより不当に連行され、高唐県留置場に拘禁された。今年6月17日、聊城東阿県裁判所は3回目の裁判で莫さんに懲役7年の実刑判決を言い渡した。莫さんは不当な判決を不服として聊城高等裁判所に控訴したが、原判決維持となったことが分かった。

莫新忠

莫新忠さん

 2021年11月23日午後2時、裁判官、検察官らは聊城市東阿県裁判所にいて、莫さんは高唐県留置場にいる状態で、莫さんに対する1回目の不当な裁判がオンラインの形で行われた。莫さんの弁護士は法廷で莫さんの無罪を主張したが、東阿県裁判所側は、莫さんの態度が良く罪を認めれば、軽めの5年の判決を下し、罪を認めない場合は7年の判決を下すと強調した。 

 12月13日午後、莫さんの弁護士は、莫さんに懲役7年の実刑判決と2万元の罰金という判決書を受け取った。莫さんは一審判決の手続き違反と、事実認定の不明確さや、法律の適用の誤りがあるとして、弁護士を通じて聊城高等裁判所に控訴した。 

 3回の不当な裁判を経て、莫さんは懲役7年の実刑判決を決定された。

 江沢民集団が法輪功を迫害して以来23年間、中共は法輪功に対して法律に基づいて対処したことがなく、法律の看板を掲げて学習者への迫害を行ってきた。莫さんの娘さんは、「父は真・善・忍を信じ、良い人になることを目指しており、決して社会を害することはなく、社会のために有益なことをしています。父に下された判決は違法で不当なものでした。法律は悪を抑えて善を広めるものであり、父は法律によって守られるべきです」と話した。

 3、四川省巴中市の彭樺英さん 秘密裏に3年の冤罪を宣告される

 四川省巴中市の彭樺英さんは、街で人々に法輪功迫害の実態を伝えていたところ、当局の嘘の宣伝を信じた者に通報さ、2021年7月2日に不当に連行された。この情報を知った家族は非常に焦り、出産直後の彭さんの娘は、母親を助けるために外出することができなかった。最近、彭さんが秘密裏に懲役3年の実刑判決を宣告されたことが分かった。

 彭さんは国家公務員として三十数年間献身的に働き、何度も省や市の優秀公務員として選ばれたが、過労で病気になった。2004年に頸椎が変形し、腰椎椎間板ヘルニア、腰尾部の嚢腫などの病気を患って自立した生活ができなくなり、寝たきり状態になった。

 2008年、彭さんは病院で法輪功学習者と出会い、学習者から「法輪功は病気治療に素晴らしい効果がある」と聞いた。そこで彭さんは、試しに法輪功を学び始めた。それから、1カ月後には病気が回復し、自転車で仕事場に行くようになった。

 彭さんは自身の体験をもとに、法輪大法の素晴らしさを人々に伝えたとして、中共の関係者に何度も連行され、家宅捜索、拘禁、罰金、降格、公職追放、年金停止、労働教養、実刑判決などを受けた。2012年、彭さんが留置場に拘禁されていた間、彭さんの母親は精神的なプレッシャーに耐え切れず、この世を去った。当局は彭さんと母親の遺体との面会も許さなかった。

 2014年9月、彭さんが中央巡視組に迫害の実態を報告した意見は反映されたが、巴州区司法局局長、巴州区裁判所関係者の恨みを買い、迫害を加えられた。彭さんは成都市の竜泉驛女子刑務所に拘禁された。

 2021年、彭さんは再び連行され濡れ衣を着せられ、秘密裏に懲役3年の実刑判決を言い渡された。

 4、遼寧省鞍山市の史顔影さんと白雪松さんに不当判決

 遼寧省鞍山市の白雪松さんと史顔影さんは、警官に不当に連行された後、1年8カ月拘禁された。2022年9月16日、4回目の不当な裁判が行われ、3人の弁護士は、学習者の無罪を強く主張した。9月29日、史さんは立山裁判所によって懲役3年の実刑判決、白さんは懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。史さん本人はすでに控訴し、白さんの家族も高等裁判所に控訴している。

 史さんは2021年1月19日午後、鞍山市の老人ホームで勤務中に連行され、岫岩留置場に拘禁された。史さんの自宅にあったパソコン、プリンターなどの私物が押収された翌日、警官は史さんの自宅を訪ねた白さんと娄艶さんを連行した。(娄艶さんは帰宅した)

 当日の夜、白さんは鉄西区繁栄派出所で激しく殴られて自白を強いられた。 副所長の呉純松は、白さんを鉄の椅子に押さえ付け、何度も平手打ちをした。暴力を働いた呉純松が疲れて、20代の別の警官に交代し、殴り続けた。

酷刑演示:铁椅子

拷問の再現:鉄の椅子

 2021年1月21日、張という警官は白さんを浴室に引きずり込み、物で白さんの頭を激しく殴った。その後、白さんは鞍山第二留置場に拘禁された。

 鞍山市立山区検察庁は史さんと白さんに不当な逮捕状を発付し、立山裁判所は2人に対して4回の裁判を行った。

 今年9月16日、2人に対する4回目の裁判が行われた。9月29日、史さんは立山裁判所によって懲役3年の実刑判決、白さんは懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。

 (続く

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/4/451478.html)
 
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