保定市の学習者11人、同時に連行され 家宅捜索される
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 【明慧日本2022年11月18日】河北省保定市競秀区に住む法輪功学習者・李素梅さん(50代女性)、臧永健さん(音訳)(50代女性)、王亜民さん(男性)、張淑芳さん(女性)、李秀芝さん、张喜梅さんと張さんの母親、他4人(姓名不詳)の計11人が、2022年9月26日、同時刻(午後7〜8時頃)当局に連行され、家宅捜索された。学習者たちの法輪功の書籍、法輪功創始者の写真、パソコン、プリンター、DVDバーナーなどが押収された。警官たちが学習者を派出所に連行した時、すでに多くの書類が記入されていた。学習者の家族は、警察が学習者の電話を監視して突き止め、すでに連行する準備をしていたのではないかと疑っている。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 李さんは仕事中に連行された。警官たちは李さんを自宅に連れ帰り、法輪功に関連するものを2つの箱に詰めた。その時、もう1組の警官たちは、李さんの隣人の臧さんの家を家宅捜索し終えていた。警察は車2台を使って、2人の学習者の家から押収したものを満載して帰った。李さんと臧さんは現在、清苑拘置所に拘禁されている。家族が釈放を要求しに行ったとき、看守は1カ月後に連絡すると言った。彼らの近くに住んでいるほかの2人の学習者も連行されたが、彼らに関する情報はまだ不明である。

 十数人の警官が王さんの家に侵入した後、彼らは歩行困難な王さんをテーブルの後ろを塞いで動きを封じ、その後2時間かけて家宅捜索した。王さんが警官に名前を尋ねると、彼らは「王二小、王小軍、李孫樹」と答えた。しかし、「王二小」は中国でよく使われている偽名である。

 十数人の警官が張淑芳さんの家に押し入ったとき、張さんと夫はまだ夕食中だった。狭い自宅は警官の存在で大変な混雑となった。家宅捜索の後、警官は張さんを派出所に連行して取り調べを行い、押収リストにサインをするよう命じた。そして、9日間の拘留を命じられたが、高齢であるため、拘留は免除された。張さんは派出所に2時間拘禁された後、家に帰った。翌日、張さんは再び派出所に行き、10冊以上の法輪功の本と法輪功の創始者の写真を取り戻した。

 同じ日の夜、連行された他の学習者は、李秀芝さん、張喜梅さんと張さんの近くに住んでいる名前の分からない2人の学習者である。警官は張さんの母親の家も家宅捜索したが、母親は高齢であるため、連行しなかった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/8/450543.html)
 
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