広東省の趙天華さんに懲役7年と罰金50万元の重刑
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 【明慧日本2022年11月18日】広東省恵州市博羅県の法輪功学習者・趙天華さん(51歳男性)、陳華良さん(65歳男性)、練日光さん(56歳男性)の3人は2021年5月11日、博羅県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と九潭派出所の警官によって連行されて拘禁された。今年10月27日、恵州市恵州区裁判所は、趙さんに懲役7年、罰金50万元(約981万円)、陳さんと練さんに懲役4年、罰金2万元(約39万円)の判決を宣告した。

 その後、判決を不服として、3人とも控訴した。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 広東省陽春市春城鎮に在住の趙さんは1994年、広東省民族学院を卒業後、南海市松崗鎮農業銀行に就職した。趙さんは法輪功を学び続けているとして2002年2月13日、陽春市公安局に労働教養処分3年を科され、三水労働教養所に拘禁された。教養所から出所した趙さんは、陽春市公安局に厳格管理の対象とされ、春城街道と城南派出所に長期にわたって監視されたり、嫌がらをされた。そのため、趙さんは余儀なく、陽春市から離れるしかなかった。2017年7月、博羅県園洲鎮で霊泉学堂という塾を開業し、子供たちに国語、数学、英語を教える以外も、伝統文化の『三字経』、『弟子規』を教えていた。

 陳さんは貴州省貴州市の出身で、1980年に浙江省金華供銷学校を卒業後、同校に就職したが、1991年に貴州商学院に転職し、教師になった。しかし、法輪功を堅持したとして、2004年10月、懲役3年の判決を受け、不当に公職を解雇された。その後、陳さんは趙さんの塾の国語の先生になった。

 陽春市春城鎮の九頭坡村に在住の練さんは1986年、陽江師範学院を卒業後、春湾鎮衛国郷小学校に就職し、教師になった。その後、他の小学校に転職した。しかし、法輪功を学んでいるとして、2007年7月20日、練さんは陽春市裁判所に懲役5年の判決を下され、陽江刑務所に収容された。その後、不当に公職を解雇された。刑務所から出た後、練さんは長期にわたって、監視と嫌がらせを受けた。練さんは趙さんの塾で数学を担当していた。

 2021年5月11日午前11時、博羅県公安局の警官はほぼ全員が出動し、九潭派出所の警官と一緒に、違法事業を取り調べるとの理由で、隣の家から趙さんの塾に入り、家宅捜索をして、法輪功の関連書籍を見つけた。警官は趙さん、趙さんの妻・蔡恵斌さん、陳さん、練さん、教師の王リー霏さん、彭堅さんの6人を一斉に連行し、博羅県留置場に送り、法輪功関連書籍やパソコン、携帯電話などを押収した。

 37日間拘禁された後の2021年6月18日、蔡さん、王さん、彭さんは解放されたが、趙さん、陳さん、練さんは検察庁に逮捕状を発付された。

 不当拘禁は趙さんの体にダメージを与えた。趙さんは病院に搬送され、検査で心臓の近くに水泡のような出来物ができたとわかった。家族は治療のために保釈を3回申請したが、すべて、捜査官によって理由もなく拒否された。

 昨年10月28日、博羅県裁判所は趙さん、陳さん、練さんに対して、不当な裁判を行った。3人の弁護士はそれぞれ3人に法律に基づき「法輪功は合法です。法輪功組織を利用して法律の実施を破壊したという罪は成立しません」などと、3人の無罪を主張した。

 しかし、今年10月27日、恵州市恵城区裁判所は弁護士の法律に基づく弁護を無視し、趙さん、陳さん、練さんの3人に刑事判決を下したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/9/451690.html)
 
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