【明慧日本2022年11月19日】(遼寧省=明慧記者)大連市の法輪功学習者・于守芬さんは8月30日、甘井子区裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡され、罰金4万元(約80万円)を強要された。甘井子区裁判所の裁判官は金華であり、于さんを陥れた検察官は、甘井子区検察庁の記暁慧、そして副検察官は胡同軍であった。
于さんは控訴しておらず、裁判所は留置場に執行命令を出したことがわかった。
大連甘井子区裁判所は、7月21日、弁護士や親族に知らせることなく、于さんにオンライン裁判を行った。
于さんの家族は、6月上旬に北京の弁護士に弁護を依頼しており、その弁護士は金華裁判官にファイルの読み込みや裁判のことを電話で連絡した。家族も金華に弁護士に弁護を依頼したことを電話で伝えた。しかし、金華は弁護士に裁判の期日を告げず、于さんに家族が弁護士に依頼したことも告げず、于さんに法律援助の弁護士が必要かを尋ねただけであった。法律援助の弁護士が無罪を主張できないので、于さんは拒否した。
2022年2月9日、于さんは付家庄海岸で子供と遊んでいた李鵬飛に、法輪功に関する情報を告げた。その結果、李鵬飛は西崗区(せいこうく)公安支局に電話して通報し、警察が到着するまで于さんを地面に押さえつけ、足で胸を押し付けていた。于さんは窒息しそうになった。李鵬飛(30代)は西崗区公安支局の私服警官である。
その日、西崗区公安支局と八一路派出所は于さんの自宅を家宅捜索し、ノートパソコン、プレーヤー、お守り、USB、法輪功に関するパンフレット、迫害の真相スローガンを印字した紙幣などを押収した。
于さんは大連姚家留置場に拘禁されている。家族は全く会うことができず、4月8日には弁護士に頼んで、彼女が留置場にいるかどうかを尋ねた。4月20日、弁護士は于さんと面会し、3月30日に西崗区検察庁が于さんに逮捕状を発布したことを伝えた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)