青海西寧市の曹生祥さん 刑務所で酷い迫害を受ける
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 【明慧日本2022年11月20日】青海省西寧(せいねい)市の法輪功学習者・曹生祥さん(67)は2020年6月に中共当局に不当に連行され、その後、懲役5年の実刑判決を言い渡された。現在、曹さんは門源刑務所に拘禁されており、奴隷のように働かされ、厳しく管理されている。

 曹さんは元西寧交通病院の総務課長で、法輪功を学んだとして不当に労働教養3年と懲役5年の実刑判決を下されたことがあり、2017年に出所した。

 2020年6月29日、西寧公安局の警官らが、いきなり曹さんの家に押し入り、許可証や捜査証も持たないまま曹さんの自宅を家宅捜索し、曹さんを連行した。2日後、初めて拘留状を届けた。

 曹さんは再度留置場に入れられた。そこで迫害されたため1年以上寝たきりになった。懲役5年の判決が下された後、曹さんは門源刑務所に移送された。

 門源刑務所で、曹さんは厳しく監視、管理され、家族に電話をかけることも、手紙での通信も禁止され、家族との面会はなおさら禁止されている。そこでの生活環境は非常に苦しく、食品や飲料の購買は禁止され、歯磨粉きやブラシなど生活必需品しか買えない。

 刑務所側は法輪功学習者への厳しい管理や監視を通して学習者にプレッシャーをかけ、転向を企てている。67歳の曹さんは毎日労働を強要され、時には洗脳教育も強要されている。法輪功を堅持しているとして、無期限に閉じ込められ、高音スピーカーで妨害され、精神的、肉体的に痛めつけられている。

 明慧ネットの一部の報道によると、2021年1月現在、青海省で12人の法輪功学習者が拷問を受けて死亡、3人が身体障害、1人が精神障害、33人が不当な判決を受け、54人が労働教養を強いられ、61人が洗脳を強要され、4人が薬物で迫害され、190人が不当に連行されたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/12/451805.html)
 
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