「2022年北ヨーロッパ法会」開催 比して学び、比して修す
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 【明慧日本2022年11月26日】2022年北ヨーロッパ法輪大法の修煉体験交流会が11月6日、スウェーデンの経済の中心地であるヨーテボリ市のエリート・パーク・アベニュー・ホテルで開催された。

 スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、イギリスから来た法輪功学習者(以下、学習者)が交流会に参加した。15人の学習者が、神韻を広めること、「真善忍美術展」を行うこと、メディアの仕事、法輪功迫害の実態を伝えることなどの体験を発表し、分かち合った。その中には、27年修煉を続けている古い学習者や、修煉を始めて2年の新しい学習者もいた。

图1:法会现场

11月6日、ヨーテボリで開催された交流会

图2~8:发言学员

発表する学習者たち

 中国から来た同僚に真相を伝える

 スウェーデンの学習者チューさんは、定年まで大手の会社で働いていた。その会社には中国から来た同僚がいた。チューさんはその中国人の同僚たちに、法輪功迫害の実態を伝えたいと思っていた。しかし、難しさも感じていたという。なぜなら、中国人の彼らは中国共産党(以下、中共)による法輪功への誹謗中傷を深く信じていた。そのため、チューさんは他の学習者と相談して、法輪功に対する誤解を解くことから話していこうと決めた。

 チューさんは同僚の同修と一緒に、その中国人達に素晴らしい職業道徳と社会ルールに基づいてお互いに交流し合ったりした。チューさんと同修は、彼らが何か困難な目に遭ったりしたら、支援の手を差し伸べた。中国人達の前では、チューさんと同修は法輪功学習者であることを避けたりしなかった。次第に中国人同僚たちは、法輪功の修煉に関して深く理解していくようになった。中国人の同僚たちの考え方が変わることによって、彼らは法輪功に興味を持つようになり、自発的に法輪功迫害の実態に関する資料を調べるようになった。中には、神韻芸術団がスウェーデンに来た時、神韻を観に行った人もいた。

 またチューさんは、「法輪功迫害の実態を理解した中国人の同僚たちは変わっていきました」と話す。その中には、「以前、法輪功に対してマイナス的な考え方を持っていましたが、あなた達に出会って考え方が変わりました」という人もいれば、「本当でした! インターネットで焼身自殺のビデオの分析を見ましたよ」と言った人もいた。また、中国人のある上司は人々に、「スウェーデンの人々は法輪功を知り、修煉し、法輪功に感動しています。法輪功は気功の一つですが、学習者たちは良い人になることから修煉するのをご存じですか」と伝えている。

 大紀元のプロジェクトの中で「衆生に対する責任感は修煉して生まれました」

 ノルウェーからの学習者シセルさんは最近、文章の校正者として「ノルウェー大紀元」のプロジェクトを担当するようになった。以前、シセルさんはこのプロジェクトの量が多く、要求も高く、時間がかかるため断ったと言った。シセルさんは、「このような場合、私は胃の調子が悪くなるのです。人の機嫌を損ねることは嫌で、歓迎されたいのです。人が喜ばないことはしたくありませんでした」と述べた。

 シセルさんは自らの考え方を変え、人心を取り除こうと試みた。シセルさんは「衆生をより重要な位置に置くべきだ」と悟った。「人を救うという立場からみれば、私たちはプロではありませんが、できる限りうまくいくように努力すべきです。文章を校正する時は読者の立場を重視すべきです。人の機嫌を損ねるかどうかは考えない方がいいです。文章は人を救うためのものであり、読者は文章を読むことによって、大紀元に対する信用が生まれるのです」と言った。

 またシセルさんは、「今、この大紀元のプロジェクトに参加することができ、師を手伝って人を救う貴重なチャンスをもらえて心から感謝しています」と話した。

 「真・善・忍美術展」のプロジェクトの中で、執着を取り除き自我を突き破る

 スウェーデンの学習者ジャネットさんは、法輪功を修煉して2年の学習者である。ジャネットさんは初めて「真・善・忍美術展」を鑑賞して、深く感動したという。それらの作品に惹きつけれたジャネットさんは、この美術展のプロジェクトに参加したいという希望が生じたという。

 1年後、ジャネットさんはチームに参加した。ジャネットさんは自らの希望が達成したことに感激したが、上手く担当することができるか不安に思った。彼女は作品に対する理解が足りないため、鑑賞に来た観光客、上手く説明することができないと心配していた。そのため、最初は会場の裏でじっとしており、観光客のために敢えて説明することはなかった。それに気づいた学習者は、ジャネットさんを会場に押して、自らの執着心を突破させようとした。その時ジャネットさんは、その妨害は自分の心より生じたことに気がついたと言った。

 法輪功の修煉においても、ジェネットさんは心の改変を始めた。まずは「朝早く起きて煉功したら、当日の仕事に影響を与える」という考え方を変えた。彼女は自らの意志を強く持つことによって、考え方による妨害を取り除くことにした。「毎日煉功し、毎日『轉法輪』を読みます」と思うようにした。それからは、毎日朝4時20分に煉功を始め、その後、2人の学習者と学法するようにしたという。今までの修煉の仕方とは全く変わったと言った。

 交流会に参加した学習者「比して学び、比して修す」、共に精進する

 スウェーデンで働いているITエンジニアのラヴィチャンドラ・コールさんは、法輪功を修煉して2年半になる学習者である。2018年、コールさんは法輪功創始者・李洪志先生の主要な著作『轉法輪』を読んだ後、修煉を始めた。交流会を聞いたコールさんは多くの啓発を得た。コールさんは最近、修煉を怠っており、学習者との交流はコールさんにとって精進の基となった。

 エミリーさんはフィンランドで働いているベトナム系の証券アナリストである。交流会が終わった後、「この交流会は、お互いに精進するよう励まし合って、向上させるいいチャンスです」と言った。

 ノルウェーの学習者のロバートさんは、「この交流で私は、理不尽な同僚に対してどのようにしたらいいか、人心から忍に至るまで、さらに心が動じることなく、しかも最終的には和やかな環境を作り働けるように切り開くことができるまでについて、学習者の体験発表から多くの啓発を得ることができました」、「私も仕事の中で、このようなことに遭ったことがあります。上司に指摘されたら、自らの原因を探さなければなりません。自分が持っている執着心はたくさんあります。面子を大事にしているので、完璧な人間になりたいのです。そのため、完璧な仕事を成し遂げることができるかどうか、いつも悩んでいました。しかし、このような執着心を全部取り除いた後でも、同じく仕事はうまくいったのです。上司は以前のようにきつく扱わなくなり、仲も良くなりました」と話した。

 またロバートさんは、「これからも修煉を頑張っていきたいです。良い習慣を養い、朝早く起きて煉功を行い、毎日効率的に過ごそうと思っています。安逸な心や、怠惰な心を取り除くようにします」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/8/451677.html)
 
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