遼寧省の劉剛利さん不当拘禁中に入院 家族と面会できず
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 【明慧日本2022年11月27日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・劉剛利さん(女性)は、2020年2月2日、法輪功迫害の事実に関する資料を配布した際、中共当局の警官に連行された。劉さんは2021年8月10日、瀋陽市経済開発区裁判所に懲役4年6カ月の不当判決を言い渡された。2022年8月16日に遼寧省第二女子刑務所に拘禁されて以来、劉さんの家族は面会も電話も許されていない。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 10月26日、看守が劉さんの夫に電話をかけ、劉さんの血圧が200mmHg近くあり、翌日病院に連れて行く予定であることを告げた。劉さんの夫は急いで刑務所に行き、劉さんの病状を詳しく聞こうとしたが、看守は面会を拒否した。

 その日の夜、看守は再び電話をかけてきて、劉さんの血圧が下がり、刑務所の作業場で仕事ができるようになったことを告げた。

  11月3日、劉さんの夫は刑務所に電話をかけたが、劉さんはまだ入院していると言われた。劉さんの夫はそれ以上の情報は得られなかった。

 その日の夜、看守が劉さんの夫に電話をかけ「劉さんの血圧が150mmHgまで下がったので、刑務所で働けるようになりました」とまた言った。劉さんの夫は看守に質問した。「私の妻は昼間は入院しているのに、どうして夕方から働けるのですか? これは人を騙しているではないでしょうか? ただの高血圧だったら、刑務所が妻を病院に連れて行くはずがないでしょう」

 看守が劉さんの病状を隠そうとしているのを見て、劉さんの夫はこれまで以上に劉さんを心配するようになった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/8/451665.html)
 
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