娘の不当判決の正義を求め、87歳母親が加害者を告訴
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 【明慧日本2022年11月29日】遼寧省新城市在住の法輪功学習者・李志芬さん(55歳女性)は、2022年9月27日、興城裁判所に懲役4年の不当判決と2000元の罰金を言いた渡された。李さんの87歳の母親である張淑清さんは、興城裁判所の裁判官・崔宝民と興城検察庁の検察官・馬傑、姚思凡を告訴している。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 李さんは法輪功への信仰を堅持するため、何度も当局に連行され、迫害された。2004年2月4日、当局に3年の労働教養を言い渡された。2013年8月25日、興城公安局に連行された。同年9月30日に保釈された後、迫害を避けるために家を離れて生活していた。警察は李さんを指名手配した。一方、興城検察庁の馬傑と姚思凡は2014年6月5日、李さんを起訴した。

 李さんがここ数年放浪生活していた時、李さんの夫の弟が80代の舅の主な介護者となった。2022年初めに、夫の弟が結婚したので、李さんは舅を自分たちで世話するために同居させることに同意した。李さんが帰宅してわずか数日後、警察に通報され、2022年8月14日夜、古城派出所の警官らに連行された。李さんの連行に怯えた李さんの舅は10月21日に他界した。

 李さんは連行されてから、胡蘆島市拘置所に拘禁されている。9月27日、興城裁判所は、李さんに懲役4年と2000元の罰金を言い渡した。そして、李さんは胡蘆島市中級裁判所に上訴している。

 李さんの母親の張さんは、娘のために裁判官・崔と馬、姚の両検察官を告訴した。告訴状の一部はこう書かれていた。「中国で法輪功学習者を犯罪者にしたり、カルト団体としてリストアップするような法律はないはずです。そのため、娘は信仰を実践する際にいかなる法律も犯していないのですが、それでも『邪教を利用して法律を破壊した』という不当な訴えを受けたのです。娘の精神的信仰の自由を侵害し、法を濫用したのは裁判官と検察です」。

 同じ興城裁判所は、李さんのほか、2014年に李樹軍さんに懲役5年、2017年に張桂環さんに懲役2年、2018年に邢素芳さん(70代女性)に懲役1年の判決を下している。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/9/451707.html)
 
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