洛陽市の孫耀亭さん 13年6カ月不当拘禁され死亡
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 【明慧日本2022年11月30日】(河南省=明慧記者)河南省洛陽市の法輪功学習者・孫耀亭さんは、20年以上中国共産党(以下、中共)による迫害を受けた末、今年10月11日に亡くなった。享年63歳。

 孫さんは1997年に法輪大法を学び始め、真・善・忍の基準に従って自らを要求し、心身ともに恩恵を受けた。1999年7月20日、中共による法輪功への迫害が始まった後、孫さんは何度も不当に連行され、3年間の労働教養を強いられ、二度にわたって計10年6カ月の実刑判決を言い渡されたことがある。また、何度も拘置所や留置場に拘禁され、迫害で数回生命の危険に晒された。ある時、責任の追及を恐れた警官らが、車で危篤状態の孫さんを自宅まで運んで玄関の前に放置したまま、家族が出てくるのを待たずに慌ててそこを去った。

 明慧ネットの情報によると、孫さんが受けた迫害は次の通りである。

 2000年6月28日、孫さんと他の学習者は法輪功の無実を訴えるために北京に行き、天安門広場で「法輪大法は正法である」という横断幕を広げたとして、警官らにより派出所まで連行され、殴打された。その後、地元に連れ戻され、家宅捜索を受け、殴られ、首に侮辱の言葉を書いた看板を掛けさせ、街中引き回して見せしめにされた。激しく殴られた孫さんは腎臓を負傷し、大量出血して意識を失った。このような状況下で、孫さんは留置場に拘禁され、強制労働をさせられた。半月後、3年間の労働教養を言い渡され、洛陽五股路労働教養所で過酷な労働を強いられた。2003年4月、孫さんは帰宅したが、不当に拘禁されていた間に、村の幹部は孫さんの家の三輪車、バイク、テレビ、ミシン、ソファー、机、時計を押収した。

示意图:中共监狱中的奴工迫害

中共の刑務所内の強制労働現場の様子

 2003年4月26日午後、孫さんは寇店鎮で法輪功の資料を配布していたところ、警官らにより偃師公安局まで連行され、2時間以上殴打され意識を失った。医師の診断によると、孫さんは内臓が損傷しており、呼吸困難で生命の危機に瀕していることが判明した。それにもかかわらず、留置場で15日間拘束された。5月5日、孫さんの命が極めて危険な状態に陥ったため、警官はその夜のうちに孫さんを自宅に送った。

 2006年12月23日の午前、孫さんは自宅で不当に拘束され連行された。偃師市留置場で、孫さんは迫害されて吐血、喀血、喀痰、胸の圧迫感、息切れ、肺の痛み、血痰を吐くなどの症状が現れ、肺が空洞の結核と確認された。2007年5月8日、孫さんは秘密裏に新密男子刑務所に拘禁された。それまで裁判を行わなかったが、ある日、3人の男がやってきて孫さんを刑務所内の小屋に連れ込み、孫さんに懲役4年の判決を宣告しただけであった。そこで孫さんは、「法輪大法はすばらしい」と叫んだが、その場にいた3人は「もう一回叫んでみろ、叫んだら刑を一年延長してやる」と言い、その結果、孫さんは懲役5年の実刑判決を言い渡された。

 また、2014年6月には、孫さんは法輪功の勉強会に参加したことで連行され、その後、懲役5年6カ月の実刑判決を言い渡された。河南省の新密刑務所で、法輪功を放棄しないとして、大量に出血するほどの迫害を受け、2016年後半に仮釈放された。孫さんは帰宅したにもかかわらず、現地政府関係者から署名の強要や嫌がらせを受け続けたため、心身とも大きなダメージを受け、今年10月11日に死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/23/452269.html)
 
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