北京の来秀春さんに再び不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年12月3日】北京在住の法輪功学習者・来秀春さん(61歳女性)は、2022年11月8日、自宅で北京密雲裁判所に懲役2年の不当な判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2021年9月15日、来さんは法輪功迫害の事実について人々に話したとして通報され、連行された。警察は来さんの家を家宅捜索し、後に解放した。当局は2022年に入って来さんに数回嫌がらせをし、密雲区検察庁の検察官が来さんの家に3回来て尋問した。

 2022年3月5日、3人の警官がフェンスをよじ登り、来さんの家に押し入り、来さんを密雲区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)まで連行した。その後、来さんは病院に連行され、MRIを含む広範囲な身体検査を行うことを余儀なくされた。来さんは健康上の問題で地元の拘置所には入所しなかった。その後来さんは釈放された。

 警官は7月12日に再び来さんを自宅から連行し、尋問のために密雲区検察庁に連行した。その後、来さんは家に送り返された。

 裁判所は11月8日に来さんを審理し、懲役2年の不当判決を言い渡した。

 迫害が始まって以来、かつて寝たきりの患者だった来さんは、法輪功を実践することで健康を取り戻したが、信仰を堅持したために繰り返し拘禁されてきた。

 2000年11月、来さんは法輪功について伝えたとして 15日間拘留された。そして206年8月、来さんは法輪功を人々に伝えたとして懲役2年の実刑判決を言い渡され、2011年3月法輪功について人々に話したため、懲役2年6カ月の労働教養を強いられた。2015年10月、法輪功迫害の事実について人々に話したとして、来さんは再び15日間拘留された。 2018年11月、来さんは当局に懲役1年6カ月の不当な判決を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/11/451776.html)
 
関連文章