山東省萊西市の優秀な教師が冤罪に
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 【明慧日本2022年12月5日】山東省萊西市の法輪功学習者で優秀な教師である孫玉珍さんは2018年7月12日、同市裁判所により、即墨普東留置場で不当な裁判ににかけられた。彼女は12月24日に、懲役3年と5000元の罰金を言い渡された。彼女の家族はすでに控訴している。

 孫さんは2017年7月1日午後、同市濱河路派出所の藺海峻所長に、法輪功の実態を理解してもらおうと、ネット検閲を突破できるCDを渡したところ、藺所長はかえって同派出所の警官に彼女を連行するよう電話をした。孫さんは萊西拘置所で15日間不当に拘束された後、即墨普東留置場に拘禁された。

 彼女は同年8月初めに罪を着せられて同市の検察庁に送られたが、その間3回も不起訴となった。最終的に同市の裁判所で不当に裁判にかけられた。

 孫玉珍さんは萊西市第三中高一貫校の教師で、過去に多くの表彰を受けた。学校と鎮レベルで優秀な教師として評価され、さらに山東省中学数学コンテストと全国中学数学リーグ戦で山東省優秀指導教師栄誉証書を複数回受賞したことがある。1987年から15年連続で住民の投票によって莱西市全国人民代表大会の代表に当選した。

 しかし孫さんは法輪功の信念を堅持したとして、中国共産党から何度も迫害を受け、生死をさまよってきた。

 彼女は2003年3月19日、中共警察に不当に労働教養所に連行され、後ろ手にして縛った腕や手首を吊されたり野蛮な灌食などの拷問を受け、重体に陥った。

 2006年6月20日昼には、学校の正門で拘束され、4年の冤罪判決を受けた。

 莱西教育体育局は2008年、孫さんを不当に公務員を解雇し、彼女の収入源を断ち切った。同局の張偉才局長と潘暁忠副局長は、教育関連の法輪功学習者への迫害に積極的に関与したため、相次いで報いを受け悲惨な死を遂げた。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/1/14/380366.html)
 
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