吉林省女子刑務所 付貴華さんの遺体を火葬に
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 【明慧日本2022年12月5日】(吉林省=明慧記者)長春市の法輪功学習者・付貴華さんと娘の于健莉さんは、不当に懲役7年6カ月と懲役7年の実刑判決を言い渡された。そして2021年5月27日に吉林女子刑務所に拘禁され、厳格管理の8監区で迫害された。法輪功を放棄しない付さんは拷問室に移され、酷く迫害されたため、2021年7月25日に死亡した。娘の于さんは法輪功を堅持し続けたとして、長期にわたり睡眠や洗面を禁止され、トイレも許されず、小さな腰掛に座らされるなど、非人道的な拷問を受けている。

 刑務所は付さんの遺体を朝陽溝葬儀場に置いているが、家族は遺体を見ることができない。しかし今年11月22日になって、刑務所の監獄管理課の新任課長である王洪美は、女性の私服警官2人を連れて付さんの家に行き、家族に「死亡通知書」を渡し、遺体を火葬しようとしている。

付貴華さん

 付さんは1966年生まれで、ずっと健康であった。付さんが急死する数日前、8監区の副区長・高陽は自ら家族に「付貴華の健康状態は良好だ」と告げた。 死亡前日の2021年7月24日、家族はいつものように刑務所と連絡を取ったが、誰も付さんに健康上の問題があるとは伝えなかった。

 付さんは生前、刑務所は家族との面会をずっと禁止され、付さんが危篤であることを家族に知らせた後も、家族との最後の面会は禁止された。付さんが亡くなった後、刑務所と病院は遺体を家族に見せてくれず、遺体は密かに朝陽溝葬儀場運ばれた。そして刑務所は、やはり遺体を見せることができないと主張した。

 今のところ、刑務所は死亡証明書のコピーだけを家族に渡した。入所した当時の身体検査報告書やカルテ、生前15日間の監視カメラ影像、遺影などの資料も家族に見せず、死因は「肝硬変」だと繰り返し主張している。家族は「肝硬変となったその日に死ぬわけがない。肝硬変を患った証拠を見せて下さい」と質問すると、刑務所側は「付貴華は法輪功を学ぶ前(20年前)に肝硬変を患ったことがある」としか答えず、「法輪功を学んだ後に回復した」ということを否定した。家族は「ある病気にかかったことがあるからといって、その病気で亡くなったとは断言できません」と反論した。

 その後、付さんの本当の死因が明らかになった。付さんは2021年5月27日に吉林省女子刑務所に送られたが、新型コロナのため、まず半月ほど1階に隔離され、その間は娘の于さんと一緒にいた。非常に元気だった。その後、付さんと娘は別々になり、于さんはずっと1階の部屋で厳しく迫害され、付さんは3階の310「厳重管理室」に移された。310部屋で43日間拘禁されても転向しなかった付さんは、また重点迫害の311部屋に移動されてさまざまな迫害を受け、わずか3日間で拷問によって死亡した。

酷刑演示:码坐

拷問の再現:小さい椅子に長時間座らされる

 刑務所の警官は受刑者に指図して、付さんへの迫害を担当させた。受刑者の郭麗華は毎日、付さんを小さくて表面がデコボコの腰掛けに12時間以上座らせ、両足の間にカード1枚を挟ませ、カードが落ちたら、付さんを殴ったり、罵ったりした。付さんの臀部からは血が流れ、膿が出ていたため、ズボンの外側は膿と血で染まり、すべて血膿のかさぶたで覆われていた。郭麗華はまた「渇き刑」で付さんを苦しめ、毎日水を与えず、付さんは喉が乾き、ご飯すらも通らなかった。そのときに限って、郭麗華はほんの僅かな水を与えたが、喉を潤す程度であった。

 郭麗華は付さんが致死された翌日、恐怖のあまり体調を崩し、2日間ベッドから起きられなくなった。2日間後「どうせ私は受刑者だから、彼女を死なせても、どうなることもない」と言い出した。

 家族が事実を知っていたにもかかわらず、刑務所は「付貴華は正常死亡だ。死因は消化管出血であり、異議があれば解剖を行い、その後火葬する」と主張している。11月22日、刑務所の監獄管理課の新任課長である王洪美は女性警官2人を連れて付さんの家に行き、家族に「死亡通知書」を渡した。通知書の内容は以下の通りである。

 死亡処理通知書

 付貴華の家族:

 当刑務所の犯罪者である付貴華は2021年7月25日21時18分、吉林大学第一病院第二病棟で緊急措置のかいなく、消化管出血により死亡した。これは正常な死亡である。死亡した犯罪者の付貴華の遺体は、手続きに従って処理させていただくことを通知する。

 吉林省女子刑務所(印)

 2022年11月22日

 家族は電話で「付貴華は生前に厳しい管理下に置かれ、重点迫害の部屋に移され、睡眠も洗面も、水を飲むことも許されず、食事も喉を通りませんでした。しかも、3日間で迫害により亡くなったのです!」と王洪美に訴えたが、王洪美は「そのことについてはよく知らなかった」と答えた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/25/452340.html)
 
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