滕玉国さん 命の危険に晒され東陵刑務所は保釈を拒否
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 【明慧日本2022年12月9日】(遼寧省=明慧記者)法輪功学習者・滕玉国さんは、不当に懲役5年の実刑判決を言い渡され、すでに2年間東陵刑務所で拘禁されている。現在、滕さんは迫害によって腸の癌を患い、さらに末期肝臓癌に進行した。家族の要求で第4病院に入院して治療を受けているが、手術はできなくなった。家族は医療仮釈放を求めたが、刑務所の関係者は滕さんが法輪功を放棄しないことを理由にして保釈を拒否し、「医療費を全額負担しなければ、また刑務所に送り返す」と家族を脅した。

 滕玉国さんは命の危険に晒され 家族は苦痛と無力感に苛まれる

 今、滕さんは歩くことができなくなり、身の回りのこともできず、腸の機能も低下し、骨と皮ばかりに痩せこけて、足を指で押すとすぐ凹みができ、失禁して毎日おむつを履いている状態である。

 第4病院(刑務所の指定病院)の医師は、滕さんの腹部を開いた後、手術不可能だと判断し、何もせずに縫合した。腫瘍が腸を塞ぎ、肝臓にも転移しているため、医師は、滕さんは数カ月も生きられないと言った。現在、抗炎症剤の注射、点滴、アルブミン、必要であれば輸血も行っている。

 滕さんは食事ができず、スープを少し口にした程度であった。また、座ることができず、一日中おむつをしていて、排便もない状態である。

 瀋陽第4病院の医療費はすべて家族が負担することになっている。毎日の医療費は3000元で(約6万円)、家族は全財産の6000元を支払い、これからの医療費をどうやって支払うかについて悩んでいる。もし医療費が払えなければ、滕さんは再び刑務所に移送され、さらに拘禁されることになる。どうしようもできない家族は、苦痛と無力感に苛まれている。

 信念を貫く滕玉国さんに刑務所が保釈を拒否

 滕さんが生命の危険にさらされるほど迫害を受けた状況下で、当初医療仮釈放に同意していた東陵刑務所の責任者は、約束を破り、滕さんがサインをせず、法輪功を放棄しないという理由で、引き続き滕さんを拘禁しようとしている。

 不当に連行される前、滕さんは非常に元気だった。2年間の刑務所生活で、滕さんは拷問を受け、危険な状態に陥った。これに対して東陵刑務所には免れない責任がある。

 東陵刑務所は多くの学習者を致死させた

 瀋陽東陵刑務所は学習者を迫害する黒い巣であり、多くの学習者がここで迫害され死亡し、その迫害の手段は残酷なものであった。

◇瀋陽市皇姑区の李振東さん(68歳)は、2021年11月13日、迫害により第4病院で死亡した。

◇本渓市の靳軍波さんは、2017年3月、瀋陽東陵刑務所で迫害され死亡した。

◇瀋陽市遼中県の鄭守君さんは2008年8月19日、瀋陽東陵刑務所で迫害され、死亡した。44歳の若さであった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/30/452529.html)
 
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